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3年ほど前、インドへ取材に行った際、 最終地がムンバイでした。 取材の目的地はムンバイではなかったのですが、 ムンバイ出身の若いガイド氏が、 「インドに来たら、ここはぜひ、見て帰ってください」 と、私たちを連れていってくれたのが、港に面したインド門。 英国ジョージ五世がこの地を訪れた記念に作られた、この街のシンボル。 そして、その向かいにたたずむのがタージ・マハル・ホテルでした。 今、インド門の周辺は祈りをささげる人たちが集まっています。 貧困、飢餓、宗教弾圧。 世界は複雑で、人生は不公平です。 でも、テロはその解決にはいっさいなりません。 私たちは、いつになったら学習するのでしょうか。 ニュースを見るほどに、無力さを感じます。 そして、バンコク。 こちらも混沌とし、被害者が出ています。 悲しみ、苦しむ人たちのために、祈るしかないのでしょうか。
by naoko_terada
| 2008-12-01 05:57
| その他
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Comments(4)
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from 2時間 湯けむり ジャネ..
at 2008-12-01 11:21
タイトル : ムンバイ
ムンバイのテロ事件、中国人の死亡のないことが確認ムンバイの同時多発テロ アメリカ人、6名死亡確認 5千人を殺す目的だった ムンバイ、そしてバンコクにインド・ムンバイ同時テロ:インド・パキスタン緊張 双方「国境に軍展開」インド・ムンバイ同時テロ:米大統領声明「捜査に協力」【ムンバイ同時テロ】米大統領、ライス国務長官をインドへ派遣... more
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mikansky at 2008-12-01 10:29
毎年1年が終わるころになると思います。
来年こそ、身をえぐられるような悲しい思いをする人が無くなりますように。 来年こそ、恐怖に眠れない夜を過ごす子供が無くなりますように。 でも、その願いが一瞬のうちにかき消されるほどの空虚なものであることも、私には痛い程わかっていて・・・。 どうしたらいいのでしょうね。 欲しい物は何でも手に入り、夢のようにきらびやかなクリスマスライトが溢れ、暖かく幸せに眠ることができるこの街で、 私には一体何ができるのか。 こうしている間にも、世界は転がり続けているのですね。
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naoko_terada at 2008-12-06 10:51
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baby.chappy at 2008-12-15 18:34
直子さん、ただいまです。タイムリーな時期に行ってしまい、私も帰国が遅れました。普通には10日待ちだと言われ、香港経由で帰りました。ニュースでは空港の様子も連日放送されていましたが、やはりインドのニュースがメインで流れていました。胸が痛む出来事はいつになればなくなるのでしょう。街中に軍人が立ち、警備を始めた時に、いつもは日本で平和ボケしてしまっていた自分に気付きました。亡くなった皆さまのご冥福を心よりお祈りします。
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naoko_terada at 2008-12-25 02:20
baby.chappyサマ
おかえりなさい! 大変でしたね。でも、こういうときだからこそ、ローカルの人たちの前向きで明るい笑顔に癒されたりするものですね。 来年も数多くの出会いがあることを! よいお年をお迎えください。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
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