|
今、オーストラリアの原稿を書いています。 というよりは、格闘中。 なので、唐突にコアラねたを。 オーストラリアは、わたしがかつて暮らしていた場所。 今までに60回ほど通っている、大好きな国です。 この時期、オーストラリアは真夏。 行くたびに思うのですが、どうして 北半球と南半球で季節が逆になっちゃうのだろう。 科学的には解明されているのでしょうが、実感としてホント、不思議。 それにオーストラリアにはユニークなものがいっぱい。 たとえば、オーストラリア名物(?)のコアラやカンガルー。 地球上に彼らが生息するのは、オーストラリアだけ。 他大陸と離れた環境が、この国独自の生態系を生み出したのですが。 不思議ないきものです。 でも、カワイイ。 特にコアラの赤ちゃんなんて、本当にヌイグルミのよう。 そばによると、ほのかに主食であるユーカリの香りがする。 コアラは山火事、都市開発、車による交通事故などで生息数が減少気味で、 現在、保護の対象とされています。 そんな彼らを守ろうとして立ち上げられたのがNGOの「オーストラリア・コアラ基金」。 世界中からの募金によってボランティアがコアラの保護、ロビー活動を行っています。 わたしも寄付をしていますが、ご興味ある方はオンライン募金が可能です。 また、オーストラリアのアンゴーヴズ社というワイナリーが作っているのが、 ベア・クロッシングという、コアラをモチーフにしたワイン。 毎年、数多くのコアラ(ベア)がユーカリの森を走る 幹線道路を横切る(クロッシング)際、交通事故にあって命を落としています。 母親コアラは死亡してもお腹の袋の中にいた赤ん坊コアラは助かることも多い。 アンゴーヴズ社は、このワインの売り上げの一部を前述のコアラ基金に寄付し、 そういった赤ちゃんコアラやケガをしたコアラのケアに役立てています。 値段も手頃なので、オーストラリアへ行かれたらおみやげにしてみてはどうでしょう。 ほのぼの感漂う、コアラ。 夜行性なので昼間は寝ていることが多く、 見ているだけで気分がほんわか、柔らかくなっていく。 そんな彼らに、癒やされつつ、 原稿書きへと戻りましょう・・・・。
by naoko_terada
| 2006-01-15 17:01
| トラベル
|
Trackback
|
Comments(12)
Commented
by
daniella
at 2006-01-15 17:36
x
か、可愛すぎます。この写真!!
そうですよね。夜行性なんですよね。 抱っこができるという動物園に行った時、 コアラのぬいぐるみにしがみついて寝ている 赤ちゃんコアラを手渡されました。 「起きちゃうからぬいぐるみの部分持ってね」って言われて(笑) なんだか虐待している気分になりながら「ごめんね。ごめんね。」 ってしっかり写真は撮ったんですけど・・・。 あの時のお詫びの気持ちも込めて、次回のお土産はコアラワインに しようと思います。 以前、ペンギンに油がついちゃうのを防ぐ為に、世界中からペンギン用の セーター募集していたこともありましたよね。イギリスのおばあちゃんが マンチェスターユナイテッドの模様のペンギン用セーター編んだりしてて、 それを着てちょこちょこ行進しているペンギンの写真が凄く可愛かった。 オーストラリアは固有種が多いだけにそういう活動が進んでいますね!
0
Commented
by
furara-phoo at 2006-01-15 18:45
安心しきって眠っているようなコアラ・・・可愛すぎます。原稿作りお疲れ様です。仕事していると、ついつい寄り道したくなっちゃうことが、寺田さんにもあるのかななんてちょっとほっとします。オーストラリア、憧れる土地だけど行ったことありません。というか、私は海外経験がほとんど無い状態だと思います。行ったことがあるのは、グアム、シンガポールだけ。まさに観光のみです。行きたいところは色々ありますが、なかなか現実にはなりません。オーストラリアの大自然にもいつか出会ってみたいです。
Commented
by
amamori120 at 2006-01-15 18:54
今日のニュースでJTBツアーの人達の事故のことを知りました。幸い死人は出なかったようですが、これでオーストラリア観光にかげりが生じなければいいのですが・・・
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-16 01:14
daniellaサマ
このコは、ハミルトン島にあるコアラ園にいました。 気候が温暖なクイーンズランドのコアラたちは、毛が柔らかくて、 小さいから一番美人、ハンサムなコが多いのです。 今、コアラを抱けるのはクイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州のみ。 抱くことでストレスが溜まるから他の州は禁止。 かわいいから抱きしめたくなるのですけどね。
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-16 01:21
furara-phooサマ
寄り道は得意です(笑)。 観光旅行、大賛成! 海外旅行の王道、わたしも初めての場所はとりあえずガイドブックに 出ている有名な名所からおさえます。 シンガポールならマーライオンにセントーサ島。 あと、ラッフルズでシンガポールスリング、だったかな。 旅の「キモ」。とっても楽しい。 でも、日本もなかなか素敵だなぁ、と最近思います。 近所でも、いつもと違う道を歩くだけで、新しい発見がある。 何でも好奇心を持って受け止め、自分の糧にする。 そんな感性が大事なのではないかしら。
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-16 01:28
amamori120サマ
大事故にならずによかったです。 あの辺は両脇がサトウキビ畑で、その間をハイウェイが走っています。 パロネラ・パークという、宮崎監督の「天空の城ラピュタ」の モデルになったという古城に行くツアーでしたね。 あそこ、とても不思議なところなのです。 http://www.paronellapark.com.au/ スペイン人移民のホセ・パロネラが成功して作り上げた夢。 サトウキビ畑の中に突如としてスパニッシュ様式のお城がある。 宮崎人気で、今やすっかり日本人観光客の定番観光スポットになってしまいました。
こんにちは、寺田さん。
かわいいコアラの写真!! 寺田さんはオーストラリアで暮らしてたことがあるんだぁ。 TVでもコアラの『今』の様子を何度か観たことがあります。 コアラの写真を見ていると、どうにかして守っていってあげたいって気持ちになるね。。 コアラをモチーフにしたワイン、なんだか嬉しくなるね♪ いつもでも癒される存在でいてね、コアラちゃん♪
ブログ上でご無沙汰してしまいました。
コアラと言えば、幼稚園の時本物にそっくりなぬいぐるみを買ってもらい、とっても大切にしていて、オーストラリアに行った時に、重みのある本物のコアラを抱いて一緒に写真を撮って大感激したのを忘れません。でも、コアラにとっては代わる代わる人に抱かれ写真を撮られ、ではストレスですよね。申し訳ないことをした! オーストラリアは、コンチキでないほうのバスツアーで1カ月ほど回ったのですが、私も惚れこんでしまいました。どんなにせせこましく動いたって、所詮・・・と思わせてくれる大陸ですよね! オーストラリアの魅力をレポートするなんて、どこから手をつけてよいか悩んでしまうでしょうが、頑張って下さいね! レポートを読める機会があれば、楽しみにしています!!
Commented
by
carambola at 2006-01-17 14:26
コアラ,可愛いですねぇ.
日本で一度だけ,しかも遠くから見たことがあります. 近寄るなんてもってのほかでした(笑) コアラって確かとてもデリケートな動物でしたよね. 彼らが静かに暮らせるのが一番です…
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-19 00:10
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-19 00:12
Commented
by
naoko_terada at 2006-01-19 00:14
|
筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
最新のコメント
最新のトラックバック
以前の記事
カテゴリ
全体 東北応援! 福島 熊本 トラベル ホテル&リゾート エアライン ワイン&ダイン 掲載メディア 日本 TOKYO HOTEL マイ・フェイバリット 伊豆大島 その他 トラベルTIPS 新型コロナ わたしのこと Hav Cafe 島ぐらし タグ
ファン
ブログジャンル
|
|
ファン申請 |
||