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カリフォルニア取材最終スポット、ヒルトン・サンフランシスコ・ユニオンスクエア滞在はわずか、1泊。 まずは、市内散策といきます。 ホテルのエントランスには、こんなポイントを示した地図が掲げられていました。 碁盤の目のように通りが交差するサンフランシスコでは、ホテルを出てまずは、どっちに行けばいいのか。とっさに判断できないので、これはとても役立ちます。 ホテルエントランスから歩いてすぐの場所が、ユニオンスクエア。 SF(サンフランシスコ)のダウンタウンきっての観光スポットで、高級デパートのサックスフィフスアベニュー、ニーマン・マーカスをはじめ、プチプラファッションのH&Mから、グッチ、プラダといったハイブランドまで並ぶショッピング天国でもあります。 周囲には歴史的な建物も多く、 上記左は、1928年創業の老舗、サー・ドレイク・ホテルの印象的な外観。手前はサックスフィフスアベニューの建物。右の写真は、ユニオンスクエアの中心に立つ戦勝記念像。 そして、SFといえば、もちろんケーブルカー。 急こう配の坂道を縦横に走り抜く名物は、観光客に大人気ですが、ローカルの足としても活躍。こんな感じでつかまり乗りするスタイルが爽快です。 ケーブルカーに乗り込めば、坂道をアップダウンしながら、絶景の景色を満喫することができます。 それにしても、本当に坂道の街ですね。 日常で歩いてまわれば、健脚になりそうです。笑 途中、チャイナタウンを通り抜け、向かったのは。 フィッシャーマンズワーフ。 開放的な港の風情と、観光客向けのレストランやショップが集まった人気スポット。 沖合には観光クルーズの船が見え、『ザ・ロック』など映画の舞台になった監獄島アルカトラズものぞめます。 ワーフには、名物ゆでたてのダンジネスクラブや、サワードウと呼ばれるパンを食べさせる屋台や店が並び、観光客でおおにぎわい。カニは1ポンド(約450g)で13~14ドル(約1000円)ほど。 気持ちがとろけるような快晴の港を、のんびりと散策。 海へと延びる埠頭からふりかえると、楽しそうなレジャー客とその背景には、圧倒的な存在感の坂道。サンフランシスコの心象を焼きつけます。 帰りも、もちろんケーブルカーで。 終着基点では車掌たちがこうして手動でぐるりと回転させて、位置を変えます。 運転、停止もすべて手動。 こういったアナログさが、懐かしくもあり、風情です。 いったん、ホテルに戻り、夕方近く最後のアクティビティに出発。 時間的に帰宅ラッシュ。 渋滞の車が通りぬけようとするのは...。 はい、こちら。 ゴールデンゲートブリッジです。 ゴールデンゲートブリッジは、国立公園になっています。 今年は誕生から75周年ということで、さまざまなイベントが行われていました。 そして、75周年という記念すべき今年、スタートしたのが公園のレンジャーによるオフィシャルガイドツアー。45~60分ほどのウォーキングツアーで、ガイドによる解説を聞きながら橋を歩きます。 橋を歩いて渡るのは、初めて。 あらためて、その巨大さに感じ入ります。 赤く塗られたケーブルと鋼鉄の塔が頭上高くまで、そびえ立ちます。 ちなみに日本の瀬戸大橋とは姉妹関係らしいです。 橋の長さは、全長2737メートル。 各タワーは2万1500トンの鉄鋼を使用し、総重量は4万4000トン。それが6万1500トンにのぼる道路部分をケーブルを使って支えています。 歩行用通路ですが、自転車でわたることも可能。 また、1937年の完成から自殺の名所としても知られています。そのため、ブリッジパトロールが巡回しています。 このガイドツアー、料金は大人12.95ドル、6~17歳のこどもと62歳以上のシニアは9.95ドル。5歳以下は無料。冬場は強風や荒れた天候が多いためお休みとなります。 来年、暖かくなった頃に再開される予定ですので、ぜひ、体験してみてください。 75歳の美しい橋に敬意を表しつつ、ガイドの解説を聞きながらウォーキング。 これにて、カリフォルニア西海岸の旅は終了。 心地いい、ファイナルとなりました。 感謝。
by naoko_terada
| 2012-11-26 05:44
| トラベル
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
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