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アジアに来たら、やはりハズせないのが屋台。 ペナンといえば、ジョージタウンの近く ガーニー・ドライヴと呼ばれる屋台街が有名です。 我々も取材を終えてホテルに戻る前に、ガイドさんに頼んで寄ってもらう。 車を止めて屋台街に入ると、 ワンッという活気とローカルの人たちの熱気に包まれる。 このシズル感がたまりません。 ナンバーの付いているテーブルを決めたら、 さっそくオーダーに。 観光客も多いので英語でメニューが表示されているものが多い。 中華、マレー、タイ。 それにハンバーガーやアイスクリームなども。 ガラスケースに入っている食材や、調理法を眺め、 どこが人気があるのかチェックしつつ、何品か注文。 どこも写真入りのメニューが貼ってあるので、 それを指さしすればOK! テーブルの番号を告げれば、できあがりをちゃんと持ってきてくれるから優秀。 まずやってきたのが、鉄板仕上げのあんかけ麺。 わたしとカメラマンというチーム日本がオーダーしたものの、 残念ながら味はいまひとつ。 こちらは今回のロケ車を運転するドライバー氏のチョイス。 普通のサテですが、これはめちゃくちゃ美味しい。 炭火焼きらしく小ぶりの肉と、ピーナッツソースの甘辛さがちょうどいい。 さすが、地元! お値段は10本で6リンギット(約150円)。 ビールが欲しくなるお味です。 もちろんすかさず注文。 テーブル周辺にバド・ガール的なおねえさんたちが待機していて、 瞬速で冷えたグラスとビールをテーブルに置いてくれます。 マレーシアはタイガー・ビールですね。 そして、これはガイドさんのオーダー。 マレーシア名物のロジャック。 甘く、どろりとしたタレと、その上には砕いたピーナッツがたっぷり。 中身は野菜と、なんと干したイカのスライスが。 これは正直、ちょっと苦手。 中にまぜるものは野菜や果物など、いろいろらしいのですが、 イカはちょっと。。。 最後はグルメな我がドライバー氏が頼んだ福建蝦麺。 これがもう、エビの濃厚なダシが効いていて美味しいのなんのって。 あまりの美味しさに写真撮るのも忘れてます。 小ぶりのお椀に入ってくるので、お代りする人も。 お値段は1杯3リンギット(約75円)。 こんな美味しいものたちが、わずか100円前後で味わえるシアワセ。 これこそ、アジアごはんの醍醐味。 一日の取材が無事、終わった我々は大いにリラックス。 まとわりつく熱帯の空気の中、 鼻水をすすりながら熱い麺をほおばり、 クイッと冷えたビールをのどに流し込む瞬間の快感にただただ、没頭するのでした。
by naoko_terada
| 2009-11-25 02:20
| トラベル
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Comments(2)
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carambola at 2009-11-28 13:06
あんかけ麺,見た感じはすごく美味しそうですけどね~(^_^;)
福建蝦麺,食べた事無いのですが 海老の出汁がきいているのなら相当美味しいはず! いつも思うのですが,ホタテ出汁粉末はあっても 海老や蟹って無いじゃないですか~. 海老味噌や蟹味噌の出汁粉末,あったらめっちゃ重宝するのなぁ~.
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naoko_terada at 2009-11-30 16:01
鯔サン
そうなのです。 美味しそうだったし、値段も高めだったので期待したのですが。。。 やはりローカルの方の知識にはかないません。 蝦麺、え~、食べたことないのですかぁ? 意外。 実は多国籍なオーストラリア・シドニーにも美味しい店があるのですが、 なぜかそこもマレーシア料理の店なのですよね。 美味しいですよー。 ああ、また食べたい。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
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