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シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパへ


すっかり途中で、滞っていました。
フィリピン・ボラカイへの取材。

通常のルートではないものの、
ラグジュアリーなパワーボートで透明感ある海を疾走。
ようやく青空と、太陽のきらめきも顔を出してくれました。


そして、およそ20分ほどで、
今回の目的、シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパに到着です。


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チェックインして、すぐに部屋へ。

客室棟はノースウイングとサウスウイングに分かれ、
プライベートビーチを囲むように両翼に広がります。
ヴィラを含めて219室。
最も下のカテゴリー「デラックス」でも60㎡という広さで、贅沢。
スタイリッシュさを感じさせつつも、
フィリピン特有の素材アバカを用いたラグや、
プリミティブなインテリア、アートなどフィリピンの伝統を融合。
バランスよくさらりとまとめ上げています。


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お薦めは、ヒルサイドに水平線を望むように立つ、ツリーハウスヴィラ。
でも残念なことに、取材時は全ヴィラ満室で見学は不可。
しかも、再び激しい雨が降り出してきました。

PRの担当者とあいさつを交わし、
そのままリゾート内を散策。


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晴れていれば、プールサイドやビーチで、
のんびり過ごしたいところですが、雨と風はさらに強くなり、誰もいない。。。。


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興味深かったのは、ここ。

周辺のマリンライフやネイチャースポットを紹介するエコ・センター。
大きな貝殻や、化石化した木など、
珍しい資料が展示され、専任スタッフが在中します。
すぐ裏の山林にはコウモリなど固有の野生動物も生息、
今後はエコツアー、ネイチャートレッキングなどを行い、
それと同時に周辺の環境保全にも積極的にかかわっていくとのこと。
アジアにはこういう姿勢のリゾートが必要ですね。


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しばし、部屋でくつろいだ後、
ディナーをいただきにダイニングへ。
ロビー周辺はミッドナイトブルーの闇に、ふんわりと灯りが映え、
ゆるやかなムード。
少しドレスアップしても似合う空間です。
カスケードに囲まれたエントランスの廊下に、
スタッフがひとつづつキャンドルを置いている。
こういう細やかな仕事のひとつひとつに、アジアを実感します。


さて、この夜はシーフードがメインのシレナをチョイス。

お薦めというブイヤベースと、シェフのシグネチャーだというエビの天ぷら!
どうかなぁ、と思いつつ味わってみると、
いやぁ、美味しい。
天ぷらというよりはフリットのようで、
大き目のエビは地元産とのことですが、身がしまり甘みもある。
あわせたドライのスパークリングにもよく合います。
これなら、ちょっと奮発してロブスターでもよかったかも、なんて思ったりして。


最近はリゾートでのおひとりさまの食事も慣れたもの。
初々しいスタッフたちと会話を楽しみながら、
周囲のテーブルから湧き上がる、幸せな空気を共有しつつ、
ゆっくりとシズル感ある時間を満喫してみます。


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およそ1時間半、スープとスターターに近い、天ぷらだけと軽めのディナーを終え、
向かうは、そう。
シャングリラ、といえば絶対、ハズせない「氣(チー)スパ」です。
食事を軽めにしたのも、トリートメントが待っていたから。


レストランのスタッフにバギーを呼んでもらい、
そのままレストランからスパへ。

雨に濡れて光るスパゲスト専用のプールを望みつつ、
「氣スパ」のレセプションで名前を告げる。

中国とヒマラヤのヒーリングメソッドを、
陰陽五行説にもとづきゲストの体質、体調にあわせてセレクトされたオイルを使い、
たっぷりとマッサージを施すのが氣スパの特徴。
ボラカイ・オリジナルのトリートメントもありますが、
わたしはお気に入りのCHIジャーニーを。

氣スパでは施術前に質問票が渡され、
好きな色や味などを答えていくと、自分のパーソナルエレメンツが導き出されます。

パーソナルエレメンツとは、
五行(金、水、木、火、土の5つのエレメント)が、
体内で陰と陽のエネルギーを調和するという伝統的な考え方に基づき、
人によって異なります。
わたしは前回、東京で体験したときと同じ、「土」とのこと。

あ、ちなみに、シャングリラのサイトで自分のエレメントをチェックすることがきますよ。

ココからどうぞ!


ここまでの通過儀礼を終えたら、あとはセラピストに身をゆだねるだけ。



明日の取材のことも、お天気のことも全部、忘れて、


忘我の世界へ、ゆるりと落ちていきます。
by naoko_terada | 2009-09-14 03:16 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(0)
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