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リサイズ無しと、普段よりも大きい画像で。 以前にお伝えした、 スバルの最新、フラッグシップSUV、アウトバックのTVCM第二弾が、 先週からオンエアされています。 前回のエキゾチックなドバイの高級リゾート、ワン&オンリー・ロイヤル・ミラージュと ガラリと趣向を変えて、舞台はパリへ。 パリにあるパラス・ホテルのひとつ、 ル・ムーリスとのコラボレーションが実現しました。 パラス・ホテルとは、名前のとおりパラス(宮殿)のような、 豪華な設備と格式を持っているホテルのこと。 パリにわずか6軒のみ。 実際はパラス・ホテルという規格があるわけではなく、 歴史的、文化的な価値からこの名称を許された、 いわば、究極のパリの名門ホテルといったところでしょう。 ル・ムーリスは1817年、パリ初のグランド・ホテルとして誕生。 世界各国の王たちに愛され、別名「王のホテル」。 皇室以外にも、各国首脳陣、かたや、ココ・シャネル、パブロ・ピカソ、ダリなど、 偉大なるアーティストたちも足しげくこのホテルに投宿しています。 CMにも登場する外観は、 コンコルド広場とルーブル美術館を結ぶチュイルリー公園を望むロケーションに。 端正な表情はまさしく、宮殿のよう。 すっきりとした外観とは変わり、 エントランスを入れば、そこはルイ16世紀様式の芸術美。 ルイ16世って、マリー・アントワネットのダンナさま。 まさに、あの時代の華やかな宮廷絵巻のようです。 CM内で最も印象的な、スタッフがこちらへと視線を投げかけるシーンで 使用されたのは、瞬速でミシュラン三ツ星を制した、 美形で知られる天才シェフ、 ヤニック・アレノの待つ、メイン・ダイニング「レストラン・ル・ムーリス」。 ゲストルームもダイニングもため息が出るほどの完璧な美しさです。 数年にわたり改装が施され、それを手がけたのは、かのフィリップ・スタルク。 ヨーロピアン・エレガントを残しつつも、 エッジィでグラマラスなムードが浮かびあがるのは、彼の遊び心。 なかでも、もうひとつのダイニング「ル・ダリ」は、 ムーリスの顧客の中でも最も逸話の多い、鬼才サルヴァトール・ダリへの リスペクトをたっぷりと込めたスタルク渾身の空間。 イスや調度品もダリの作品をイメージしたもので、 天井に大胆に描かれた絵画は、スタルクのお嬢さんアラ・スタルクの作品。 親子のコラボレーションでもあります。 こちらもCMの中に登場します。 今回もBGMは、ジミヘンの「クロスタウン・トラフィック」。 パワフルなホーン・セクションにかぶる、 彼のスモーキーなヴォイスが不思議なほど、ホテルやパリの街並みに似合います。 第一弾のドバイ編と今回の、パリ編。 みなさんはどちらのシチュエーションがお好みでしょうか。 わたしなら、 ドバイのワン&オンリーでおもいっきりエキゾチックなバカンスを楽しんだ後、 アウトバックに乗り込み、ヨーロッパ大陸を横断。 パリへと到着、ル・ムーリスのエントランスにギュンっと華麗に乗りつける。 そんな感じかな(笑)。 なんといっても、無敵、アウトバック。 どんなわがままだって、思いのままです。 とすると、次はアソコかしら。。。。
by naoko_terada
| 2009-07-25 05:57
| ホテル&リゾート
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Comments(4)
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carambola at 2009-07-26 14:55
妖艶なイメージだったドバイ編とはまた違った格好良さですね~.
どちらがお好み?と聞きながら,どっちも楽しんじゃうteradaさんに ちょっとクスッとしてしまいました(笑) 次のバージョン,そろそろ鯔の大好きな東南アジアへ来ないかしら…
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この音楽がテレビから聞こえてくると、いつも慌てて見てしまうのですが、あるときドバイからパリへとロケーションが変わっていて、おおっ、って気分でした。
どっちもカッコイイCMですよね。 このまま、あちらこちらの素敵なホテルを泊まり歩いて、世界一周ですか!? 次は、、、大西洋を渡るのかな、、、。
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naoko_terada at 2009-07-28 22:24
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naoko_terada at 2009-07-28 22:28
hiyokoサマ
そうなんです。 かっこいいでしょー(自慢)。 撮影に関しては現場スタッフが感動するほど、ホテル側のサポートが完璧だったそうです(あ、わたしはお留守番でした。。。。)。 一流はふところが深い、ということをこのプロジェクトで実感しています。 しみじみと。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
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