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DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS トークイベント寺田直子【フランスの美しい村とその絶景の魅力】開催します


4月16日、表参道駅を目の前にするデサントショップ東京でトークショーを開催します。

ここのB1階にあるブックショップ。スポーツブランドのデサント旗艦店の地下というロケーションですが、きちんとした、というかなかなかナイスなセレクションの書店です。これまでスポーツ、旅、健康などをテーマに著者のトークイベントを開催していらっしゃいます。
そこで、お声がけをいただき私の最新著書「フランスの美しい村を歩く」についてトークショーを行う機会を頂戴しました。

<日時>
2016年4月16日(土)16:00~17:30(15時30分開場)

<入場料>
1,000円(前売券)
1,200円(当日券)

<会場>
DESCENTE SHOP TOKYO BOOKS

<申し込み>
こちらのオンラインからお申込みください。

今回は有料となりますが、ご興味あればぜひ、お越しいただければと思います。
少人数なのでアットホームなイベントになればいいかな、とも。


お待ちしまーす♪
by naoko_terada | 2016-03-30 22:25 | その他 | Trackback | Comments(0)
新刊 「フランスの美しい村を歩く」東海教育研究所 寺田直子 著

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今月2月24日、東海教育研究所から新著が出ます。

タイトルは「フランスの美しい村を歩く」

すでにアマゾンにも反映されています。

「フランスの最も美しい村 "Les Plus Beaux Villages de France" 」という団体があり現在、厳しい基準をクリアした155の村が加盟しています。ここ最近、それらの村をめぐる観光が少しずつ注目され、人気を集めています。。
今回は1年以上をかけて取材を重ねてきた30の村々を旅した紀行文であり、またガイド的な要素もあわせもった一冊に仕上げました。
正確には団体に加盟する23の村に、個人的に魅力を感じた6つの村、さらに環境整備が整い神秘性を増したモンサンミッシェルの感動体験の合計30ヶ所という内容です。
東海教育研究所のオンラインサイト「かもめの本棚」で連載をしていた「いつか訪ねたい世界の美しい村」に加筆した村もありますが、大半はこの本のための書きおろしとなっています。

選んだ村にはこだわりがありました。
自分が村を訪れる際、155もある中から「まずはどこに行ったらいいのか」とても悩んだからです。そこで、フランス政府観光局となるフランス観光開発機構に協力いただきお薦めとなる村のリストを作ってもらいました。中には「フランス人が最も好きな村」などもあり、どの村も強烈な魅力を持ち、訪れる価値のあるものばかりです。

取材はすべて自分で行い、ひとりの旅人としての視点を大切にしました。
村はフランス全土に広範囲に点在し、公共アクセスの悪いものが多く、めぐるにはレンタカーがベストなのですが、運転に自信がないといった場合のための電車、バスなどを使ったアクセスも可能なかぎり情報として盛り込んであります。

「フランスの最も美しい村」をめぐりたい。
そう、思った際にまずはどこから始めればいいか。
その参考になればと思います。

ぜひ、お手にとっていただき、次の旅の参考にしていただければうれしいです。
by naoko_terada | 2016-02-22 02:24 | その他 | Trackback | Comments(2)
フランス・ナントの機械仕掛けの巨ゾウ、マシーン・ド・リル!
ごぶさたしてます。
バタバタとしています。。
元気ですけどね。

今年5月に行った、フランス・ナントの旅記録をはじめます。
なんといっても(アレ?)、ナントで見たかったのが、こちら。
マシーン・ド・リルなのでした。


by naoko_terada | 2014-08-19 08:27 | トラベル | Trackback | Comments(0)
「フランス・ルポルタージュ大賞」受賞!OPENERS 「ボルドーからノルマンディーへの船旅」


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昨晩、フランス観光開発機構(フランス政府観光局)とエールフランスによる第13 回「フランス・ルポルタージュ大賞」のインターネット部門で、私が執筆しましたOPENER オウプナーズの記事、“探検船”でラグジュアリーな冒険を!「シルバー・エクスプローラー」で巡るボルドーからノルマンディーへの船旅が大賞を受賞しました。

ありがとうございました。

私にとってもこの取材は、ノルマンディー上陸作戦が行われたビーチ、戦争墓地を訪れるなど、一般的な観光名所とはことなる場所を訪問し、非常に印象深い取材旅行でした。
結果、ウェブとしては異例なほど書き込んだ紀行文だけにとてもうれしいです。
ご興味あれば、ぜひ立ち寄って読んでいただければと思います。

また、雑誌部門はマガジンハウスPOPEYE10月号「シティボーイ、パリを行く」、TV部門はテレビ東京「美の巨人たち」〝パリを彩る美しき歴史遺産スペシャル“(前・後編)

こちらもおめでとうございました。
by naoko_terada | 2013-12-13 17:42 | 掲載メディア | Trackback | Comments(2)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅⑧ ムジェーブ ミシュラン3つ星レストラン、至福のフロコン・ド・セル
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ムジェーブの夜は、今回のグルメトリップのハイライトでもありました。
雪のちらつく中、郊外にある、ミシュラン3つ星のレストラン「フロコン・ド・セル」へ。
「ソルト・フレーク」、つまり「塩の結晶(薄片)」という名前のガストロノミーです。

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ここはレストランだけでなく、宿泊もできるオーベルジュ的なリゾートでもあります。
世界屈指の優れたホテル、レストランによって構成されるルレ・エ・シャトーに加盟し、オーナーシェフのエマニュエル・ルノー氏は「グラン・シェフ」にも選ばれているフランスを代表するホテルであり、レストランです。
以前は4つ星ホテルでしたが、2009年にフランスに新たに「5つ星」という基準が設けられ、今では堂々の5つ星ホテルになっています。

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エントランスには暖炉。
山岳リゾートらしい、アットホームさがなごみます。

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ダイニングはこんな感じ。
こちらも、天然木材を活かした空間で、牧歌的。左の丸いテーブルが、今宵、わたしたちの席。

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最初に登場したのは、菊イモをパスタのようにスライスし、クローブで香りづけをしたバターソースとトリュフを加えた前菜。シャクッとした歯ごたえの冬の根菜の滋味をたっぷりと感じる一品です。

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これは、卵、ヘーゼルナッツ、トリュフを乾燥させたもの。
フレーク感覚の遊んだ感じのひと皿。


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カブと赤キャベツのダンプリング。野菜のブロスにピリッと刺激的なホースラディッシュ、そこにサヴォア地区のチーズ「ボーフォール」がコクを加えます。

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ワインはすべてソムリエによる、料理にあわせたもの。
実は照明がかなり暗く、料理も含めあまりうまく撮れていません。
ゴメンなさい。

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魚はここでもフェラが登場。
きれいに火が通されたところに、さわやかなレモンクリーム。

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魚料理はもうひとつ。
こちらは、レマン湖産のカワカマスと淡水アンコウのオニオンスープ仕立て。
カリッとしたトーストにはさまれた白身と濃厚なスープは最強のマッチング。

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そして、最後に出てきたのがヴィールシャンク・コンフィ。
メートルが骨を抜き、美しく盛り付けます。
彼らの手際のよさは、芸術的です。


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デザートは、フレークス・オブ・シュガーと名付けられた一品。
コース全体を通して、店名にちなんだとても繊細なフレーク類の数々がお皿にちりばめられているのが印象的でした。

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チーズはもちろん、ムジェーブ周辺の極上のセレクション。
熟成され、食べ頃のところを選んでもらいます。


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キッチンが落ち着いたところで、シェフとマダムがあいさつに。
2012年にミシュラン2つ星から3つ星に昇格、その年の「シェフ・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれたルノー氏。料理には妥協しない厳しさを持ちつつも、いったん、キッチンを出れば気さくな人柄。マダム役の奥さまもとてもエレガントで、しかも温かなムードを持ったすてきな方でした。

パリの3つ星グランメゾンとは異なる家庭的なフロコン・ド・セル。
料理はもちろん、わたしが感心したのはサービス全般。ソムリエ、メートルドテルはもちろん、給仕スタッフすべての目の行き届き方、仕事の完璧さなどホスピタリティのステージの高さを感じました。
こういうところにも3つ星としての矜持が見え隠れするように思いました。

すばらしい、ディナーが終了したのが、真夜中過ぎ。
このあと、軽くディジェスティフ(食後酒)をいただき、ホテルに到着したのはなんと2時半!
まあ、夏ともなれば夜の10、11時でも明るいヨーロッパ。長いディナータイムは、この地ならではのお楽しみと望むのが王道でしょう。
ちなみに、今回ご紹介したのは冬のメニュー。これからは、季節感あふれるさわやかな夏メニューが味わえるはずです。


ということで、わたしたちのグルメなムジェーブ滞在も終了です。
by naoko_terada | 2013-05-27 19:57 | トラベル | Trackback | Comments(2)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅⑦ モンブランの絶景を望む保養地、ムジェーブへ
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まだまだ続いているフランス・ローヌアルプのグルメ紀行です。

アヌシーから、わたしたちが向かった次の場所はムジェーブ
シャモニーと並ぶモンブランを望む高級リゾート。
特にスイス同様、冬は富裕層の社交場となります。

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まずは、ムジェーブの観光局の粋なはからいで、なんとセスナでモンブラン遊覧飛行を!

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なだらかな山肌を利用した雪上の滑走路をふわり、と軽やかにテイクオフ。
スイス側とは異なるムジェーブからの山並みがぐんぐん近づいてきます。

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山の持つ気高さ、神秘性。
それゆえに、多くのアルピニストを魅了するのでしょう。
孤高の雪を抱いたモンブランは、ただただ美しい。
最初こそ写真を撮りまくってしまいましたが、それも途中でやめ。
自分の眼でパノラミックな眺望を心に焼きつけます。

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操縦席にはかなりイケメンなパイロット。
こちらは目の保養と旅先でのイケメンコレクション用にパチリ。

神さま、ありがとう。



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ところで、わたしたちが訪問した1月末。
ちょうど、恒例の雪上ポロ大会が催されていました。
雪上ポロなんて、見るのは初めて!
優雅かつ、迫力ある試合が目の前で展開。

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冬のアルプスリゾートに欠かせないのが、たくさんの美女と毛皮、そしてワンちゃん。
上の子は、マダムがポロ観戦に熱中していて、ぶるぶる震えて寒そうでちょっとかわいそうでした。

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VIP用のテントも簡易とは思えないラグジュアリーさ。
シャンパンやワインが開き、ご招待客のセレブたちもさすがの貫録。
外にはポロ優勝チームへのトロフィーと賞品。
ハイブランドの包みやシャンパンが無造作に置かれっぱなしになってます。
ひー。

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このテントでいただいたランチも本格的なコース。

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このナッツたっぷりのオペラのようなデザートもとても美味しかったです。
ワインは南アフリカのルパート&ロートシルト。


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午後は、ムジェーブの街を散策。
高級ブランドのブティックなどが並ぶ保養リゾート地ですが、牧歌的なただずまいで愛らしい。
夏には森と山に囲まれたサマーバカンススポットとしても人気で、別荘族のためのコテージも数多く点在します。

ムジェーブが高級保養地になるきっかけとなったのが、実はあの大富豪ロスチャイルド(ドイツ語発音はロートシルト)家。
この地を気に入り山荘を建築。
それ以降、景観を保ちつつ、ハイクオリティの保養地としてゆっくりと知名度をあげてきました。
前述のポロテントで供されたワインがロートシルトだったのも、こういった背景があったからなんですね。

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政観のスタッフが、「ぜひ、見せたいものがあるので」と寄り道してくれたのが、ムジェーブを代表するホテルのひとつ、オテル・モンブラン
ここは、ジャン・コクトーが愛した宿で、彼直筆の壁画がレストランに残されています。彼はこれをわたしたちに見せたかったのです。

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その後、街の中心から少し離れた見晴らしのいい山の途中へ。
ムジェーブの農産物を使ったグルメ商品をそろえたショップ兼レストランのLa Ferme de Josephです。

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山小屋スタイルの店内にはコンフィチュール、オリーブオイル、ワインなど。かわいらしいパッケージで、お土産にも最適なものがズラリ。

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シャルキュトリーと呼ばれるハム、ソーセージ類や、チーズも目移りしそうなほどの品ぞろえと、食欲をそそる美味しそうなお姿。

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2階はこんなステキなレストラン。
ここで、一階にある商品を味わうことができます。
ユニークなのは、ガラス越しに牛舎が見えること。逆の窓からはムジェーブの街並みが見渡せます。

残念ながら、わたしたちはちょこっと作り立てのアイスクリームをいただいただけ。

なぜならば、この夜はムジェーブを代表する3つ星レストランでのディナーが待っていたからなんです。
by naoko_terada | 2013-05-20 00:22 | トラベル | Trackback | Comments(0)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅⑥ アヌシーで2つ星ディナー ル・クロ・デ・サンス Le Clos des Sens
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きままなアヌシー散策を終えて、
夜、ホテルのロビーで各国から集まったメディア、グルメブロガーさんたちと合流。
自己紹介後、今回のアテンドをする観光局のスタッフと共に、最初のディナー。

アヌシーを代表する、ミシュラン2つ星のレストラン、ル・クロ・デ・サンスです。
※私たちが訪れた1月は1つ星でしたが、2013年のミシュランガイドで2つ星に返り咲きました!

取材時は1月末。
まだ、雪に囲まれたレストランは、宿泊も兼ねたオーベルジュ。

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レセプショニストに出迎えられて、ウェイティングバーへ。
ソフトモダンなやわらかなデザイン性ある空間は、ふわりと温かい。

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我々グループ用に設けられたテーブルのセッティングもうるわしい。
メインのスペースもとても温かな雰囲気です。

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手前にラボのような部屋があり、
わたしたちはここでシャンパンの歓迎を受けました。

あ、シャンパンじゃない、ヴァン・ムスー、スパークリングワインですね。
なぜならば、伝統的なシャンパンメソッドで作られていますが、ローヌ・アルプ地方サヴォア県産だから。
調べたら、Domaine Belluardのものでした。
ブドウはGringetという品種100%。
サヴォアで使用されるブドウのようです。

そして、カボチャ、ジャガイモ、ゴボウ、ニンジンなど冬の野菜を使ったフィンガーフード。エピス(スパイス)、サフランなどを使って小さなつまみながら、複雑な味がします。


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ここで、オーナーシェフのローラン・プティ氏が登場。
「キッチン、見るかい?」のひとことで、バックヤードツアーのスタート。

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オープン前で忙しいときなので、ジャマしない程度にサックリと中を拝見。
全員、目があえば笑ってくれますが、仕事中はとても真剣。
当然ですが、これは万国共通のこと。

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カトラリーが入ったキャビネットもどこか家庭的。
使っているのは仏製のオピネルです。

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個室ではないですが、メインのテーブル席の空間から少し話されたプライベートなテーブル。
なんと、下にチーズの熟成ルームがあり、ガラス越しに眺められる仕掛けが。
世界をかけめぐるハンガリーからのグルメブロガーのひとり、J氏がかがんで写真を撮ります。

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最初の料理は、レマン湖で捕れたフェラと呼ばれる魚のスターター。
周辺の美しい湖水地方ではよく食べられるもの。今回はいろいろなレストランでよく、登場。
軽くスモークされた魚の間には、魚卵。
上部にはきめ細かくマイクロキューブにされたシャロット、ニンジン、パプリカ。
ゆっくりと、ダシのようなサラリとしたクリアなブイヨンを上からかけてもらい、いただきます。とてもきれいな料理。クリスタルのお皿はスガハラのもの。

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料理にあわせるのは、今回すべてサヴォアワイン。
Terroir du Leman, D.Lucas 2011

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お次はフォアグラ。
ポシェということなので、熱湯にくぐらせた感じでしょうか。
2度、ポシェされているそうです。
わたしは表面カリッ、中がまったりというフランベが好みなのと、量が多かったので半分ほどでギブアップ。
↑メモを見たら、ポシェのあとにフランされているそうでした。

フレッシュなのでまったく脂分も溶けず、しっかり。
タラゴン、エストラゴンのソースと、キャラメル香、最後に舌に残る塩がアクセントに。

この夜だけではなく、やはり食事のボリュームは今回のツアーの中で最も憂慮するポイントでした。朝食を抜くなど、なるべくベストコンディションで用意された料理をいただく努力はしたのですが、残念ながらスキップしたり、残すことも。
心をこめて作ってくださったシェフに申し訳なく思うのと同時に、食事を残す罪悪感はいなめません。

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手のひらに乗る日本製の器で登場した、フォームがかかった料理。

中にはホタテをさっぱりと、ダシ、レモンコンフィをからめたものが。
コリっとした食感は日本人にはおなじみですが、ほかのみなさんはちょっと不思議なご様子。

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ウロコをサックリと仕上げたルージェ(ヒメジ)。
この店のシグネチャーということです。
身はふわっと柔らかい。
これを横に添えられたデミカップのコクのある魚介ソースと一緒に。
口の中でブイヤベースのような感覚になっていきます。
皿の手前には魚の内臓を使ったコクのあるソース。ということで、マネージャー氏は白ワインではなくアーシーなサヴォアの赤ワインをあわせてきました。たしかに、魚の内臓は水中のコケなど大地から生まれたものを食べてできうるもの。「センシティブなサヴォワの白ではバランスが悪くなります」とマネージャー氏。
彼、とても優秀でした。
後でうかがったら、「ファットダック」にいたということ。納得です。

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肉料理は36時間、とろけるほど煮込まれた仔牛の頬肉。
Cuillere de joue de veau となっています。Cuillereはフランス語でスプーン。そのメニューどおり、スプーンしか出てきません。ナイフを必要としない柔らかさ、ということですね。
赤ワインソースに、ニンジン、ジンジャー、バニラビーンズでエキゾチックな風味。
肉はさすが、ほろほろと崩れていきます。

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サヴォアのワインも堪能させていただきました。
とても美味しかったです。
ホントは日本に持って帰りたかったのですが、今回は周遊するのと、最後にパリで延泊することになっていたので、泣く泣く断念。

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ル・クロ・デ・サンスでの、さらなるお楽しみ、
熟成感たっぷりの食べ頃なサヴォアチーズのテーブルサービス。
すべて20キロ圏内で作られたもので、十数か月~36ヶ月熟成されたものだとか。
うわー、おなかいっぱい。
でも、珍しいもの、おいしそうなものばかり。
なので、ブルー、コンテなどほんの少しずつをアレコレと、おねえさんにお願いします。

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そして、登場したなんとも不可思議な形状のデザート。

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繊細なとーっても薄いメレンゲの殻を、スプーンでコツっ。

中にはパッションフルーツの入ったフレッシュクリーム。
楽しい演出に歓声があがります。

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最後は、見目麗しいリンゴのタルト。
これ、とってもステキなアイデアですね。


たっぷり、4時間のディナーが終了。
初顔合わせのメディアのみなさんとも、一緒にテーブルを囲んだ瞬間からチームとしてのなごみムードが生まれ、明日からの取材もがぜん、楽しくなってきました。


おなかいっぱい、そして眠い。
満足、満腹なアヌシーでの初日でした。
by naoko_terada | 2013-04-08 00:22 | トラベル | Trackback | Comments(1)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅⑤ 冬のアヌシー散策
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さて、すでに何度か記事をアップしていますが、あらためて。

2013年、初の海外取材となったのは、フランス観光開発機構(フランス政府観光局)によるローヌ・アルプ地方の美食ツアー。それもドイツ、ハンガリー、アメリカ、日本、スペイン、イタリア、カナダという多国籍のフードジャーナリスト、ブロガーたちとの多国籍チーム。
日本からは私ひとり、参加させていただきました。
わたしは食のプロではないのですが、日本語通訳のいない中に放り込んでも大丈夫、との判断からだと思います。笑

リヨンアヌシームジェーヴと美食の地をめぐり、地元のシェフの料理、食材をプロと一緒に堪能。そして、メインはリヨンで行われる若手シェフの登竜門となるコンテスト、ボキューズドール。
これは日本代表として参戦した軽井沢ホテルブレストンコート浜田統之シェフが、日本人として初の3位を獲得したことはご存知の方も多いはず。

その内容は、↓こちらで紹介しています。

フランス ローヌ・アルプ グルメ旅① ボキューズ・ドールで日本人初の快挙、浜田統之シェフが銅賞獲得!

フランス ローヌ・アルプ グルメ旅③ ボキューズ・ドール2013 感動の審査結果!


当初、毎晩、その日の取材内容をアップデートしようと思ったのですが、甘かったです。。。
初日はディナーが終わったのが12:30。ある晩のミシュラン3つ星でのディナーは20時にはじまり、終了がなんと夜中の1時。そこからホテルに戻ったのが2時半。


ということで、残りをゆっくりとアップしていきます。


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パリを経由して、エールフランスの国内線でリヨンまで1時間。
そこから、滞在初日のホテルのあるアヌシーへ移動。
リヨン空港で待っていてくれたのは観光局が手配してくれたタクシーの気のいい運転手さん。
「前に座るか、後ろかな?いや、前がいいな」という感じで、助手席に座っておじさんと二人でアヌシーまで1時間ほどのドライブ。

英語は得意ではないおじさんと、フランス語ができないわたし。
ところどころ、景色のきれいな場所を通過する際は、「あれを写真に撮れ」とばかりに、いろいろと教えてくれます。それに拙いフランス語の単語で、応答するわたし。
こういうのは日本人が一番、苦手なシチュエーションかもしれません。
でも、せっかくの旅なのだから、楽しんじゃうほうがいい。
少したてば隣に座っている居心地の悪さもなくなってきます。

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無事、タクシーのおじさんの運転でアヌシーへ。

ホテルにチェックインすると、部屋には恒例のメディアキット。
観光局の取材では、こういった地図、パンフレットなどのキット一式が手渡され、取材の情報、参考に活用するようになっています。
今回はポール・ボキューズさんのところのエプロンと、アヌシー生まれのフェイスクリームもギフトとして入っていました。
ボールペンはしっかり取材しろよ、ということでしょうね。アヌシーは水がきれいな場所として有名なので、ボールペンがミネラルウォーターのボトルの恰好をしていてかわいいです。これが、とても書きやすくて今も愛用中。手にするたびにアヌシーの美しい風景が浮かびます。
あ、デスクについた汚れはわたしじゃありませんよ。前からついていたものです~。

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ホテルはル・プレ・カレ。四つ星ですが、小規模のアットホームな雰囲気のお宿。湖や旧市街へも歩いていける便利なロケーションです。

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外気温は1、2℃あたりでしょうか。
寒いけれど、晴れているのでさっそくアヌシーの観光スポットを見てまわります。
アヌシーは昔、スイスのガイドブックのお手伝いをしていたときにジュネーヴから来たことがあったのですが、それは夏のシーズン。
冬のアヌシーは初めてです。

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やはり、最初はここから。
アヌシー湖です。
1299mのモンペリエール山、2351mのトルネット山、2198mのラ・サンブイ山といった名峰に囲まれたアヌシーは、フランスで最も透明度が高く、美しいとされる場所。
キリリとクリーンな空気が気持ちいい。
寒いけれど、みごとな晴天。
のんびりお散歩中の家族連れ、ベンチでランチ中のカップルもいらっしゃいます。

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足元には、自然がつくりあげた小さなアート。

こういうなにげないことに気づくのは、ひとり気ままなだから。
あらかじめびっしりと日程が組み込まれた取材ツアーの場合、こんなわずかな自由時間が貴重です。

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湖沿いの遊歩道をのんびりと、白い息をはきながら歩きます。
夏場はそぞろ歩くカップルの姿が多い、アヌシーの観光名所のひとつ「アムール橋(恋人たちの橋)」も、やはりこの時期はひっそりと。でも、優美な姿が印象的です。


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湖をぐるりとまわったので、旧市街へと歩いていきます。

アヌシーは16世紀、サヴォア公国の首都でもあった場所。当時はジュネーブよりも重要な位置づけにありました。ティウー運河沿いの旧市街には12世紀から17世紀に建てられた古い街並みが広がり、散策に最適です。

まず、最初に出迎えてくれたのは、サン・フランソワ教会。1610年にできた修道院で、18世紀にはインド綿の工場だったこともあるそうです。

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次に見えてくるのが、運河に浮かぶようなパレ・ド・リル。
最も古い部分は12世紀に建築されたもので、かつては裁判所と牢獄として使用されていました。

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パレ・ド・リルから路地に入ると、ぐっと中世の面影が。
石造りのペリエール門はイタリアからアヌシーへの入り口だったところ。門にはアヌシーの紋章、鱒(マス)が見られます。そして、その先にはアンパス・ドゥ・トリポズと呼ばれるゆるやかな坂道。ここから、アヌシーのアイコン的なアヌシー城をめざします。

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アヌシー城は1219年、ジュネーブ伯爵によって建てられた古城で、1401年にサボワに併合。17世紀から1947年まで軍の兵舎として使用されていましたが、現在は博物館になっています。

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規模はそれほど大きくはありません。
全体を足早にまわって30、40分。
ゆっくり見ても1、2時間ほど。
見学時は、歴史的な収蔵物とコンテンポラリーなアート、インスタレーションのコラボレーションが行われていました。中世の宗教絵画、収蔵品が並ぶ石造りの空間に、ポップなアート、写真などが置かれ、ミスマッチな雰囲気がおもしろい。
日本のお城でもこういったイベントをやるといいかも、と思いました。

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アヌシー城を見学後、坂をくだって再び旧市街へ。
17世紀の木造建築の家が並ぶ、メインストリートのひとつ、サント・クレール通りを歩きます。

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ちょうど蚤の市をやっていました。
本当なら熱心に堀出しものを物色するところですが、かなり冷え込んできたのと夜の待ち合わせの時間も間近。残念ながら、足早に通りすぎます。

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ホテルに戻る道には、ノートル・ダム大聖堂。フランス革命で崩壊されたものを1850年、ネオクラシック様式で復元しています。

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聖フランシスコ・サレジオ(フランス語でフランソワ・ド・サール)の家系が暮らした邸宅、オテル・ド・サールは、四季をあらわした胸像、レリーフが美しく現存。

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鱒の紋章を街のいたるところで発見。
この後、さまざまなレストランで、実際に味わうこととなります。

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旧市街だけなら徒歩で数時間もあれば、十分、楽しめます。
夏なら、レンタサイクルを借りて、湖も含めてより広範囲に動くのもいいでしょう。湖周辺にはごきげんなサイクルロードがあります。
ちなみに、今年100回記念を迎えるツール・ド・フランス2013でも、アヌシーは通過都市になっています。開催は6月29~7月21日。
※ JSportsサイトはこちら


さあ、ホテルに戻りましょう!
by naoko_terada | 2013-03-21 06:32 | トラベル | Trackback | Comments(0)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅④ リヨン散策&ブション探訪
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ボキューズドール取材の合間に、リヨンの観光も楽しみました。
この日は、ガイドさんと一緒に世界遺産でもある旧市街のウォーキングツアーです。
真ん中のステキなマダムがガイドさん。
さすが、フランスはガイドもおしゃれです。

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リヨンはローヌ・アルプ県の県庁所在地で、パリに次いで2番目に大きな都市。
ローヌ川とソーヌ川が並行して南北を横切る地形です。
古来から交易で栄え、商人、職人たちが権力を持ち、優れた建築、工芸品が誕生していきます。
その中には、今でも特産品である絹織物がありました。

※詳細はリヨン観光・会議局(日本語)へ。←音が出ます。

旧市街には今でもその頃の面影が残り、散策をするにはちょうどいい規模。
絹織物で豊かになり、イタリアからも多くの資産家たちが移り住むようになったリオンはルネッサンス期、華麗な文化を築きます。

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リヨン名物のひとつが、人形劇のギニョール。
かつての庶民の暮らしを面白おかしく、ブルジョワ階級には風刺を効かせたものを。
一世を風靡し、今でも多くの人形劇団があり、博物館もあります。

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旧市街を歩いた後は、ケーブルカーに乗り込み。

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たどり着いたのは、フルヴィエール・ノートルダム大聖堂。
19世紀に建てられたロマネスクとビザンチン様式を持った美しい大聖堂です。
小高い丘に立ち、リヨンのあらゆる場所から見ることができる、アイコン的存在です。

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眼下にはリオンの旧市街と、その先の街並みを一望に。
さらに、その奥にはフレンチアルプスの山並みも。
フランス第二の都市とはいえ、のびやかな雰囲気と、歴史を刻んだ面影がリヨンの魅力です。

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これは、リヨンを去る日に、別の場所からの眺め。
大聖堂と、そのうしろにはTV塔のタワー・メタリークが。
神々しい眺めです。


そして、リヨンのもうひとつの魅力が食。
ここは美食の街としても有名です。

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リヨンで欠かせないのが、ブション。
簡単にいうと、庶民的な定食屋。
ボリュームたっぷりの定食メニューを出して、市民の胃袋を支える店です。
夜、旧市街の路地を入り、我々が目指したのが、カフェ・デ・フェデラシオンズ Cafe des Federations
リオン在住の観光局のスタッフ、推薦のブションです。

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中に入ると、「これぞブション!」とでも言いたくなる、下町風情の店構え。
何度も洗濯がされ、使いこまれたナプキンには、愛くるしいブタくんのイラスト。たっぷり食べさせます!といった意志表示のようでもあり、頼もしい。

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使いこまれた食器、容器の数々もいい味を出しています。
カウンターでいただくのは、アペリティフ。
実は、我々は別のブションでディナーを取るため、ここでは食前酒を味わうだけ。。。

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そんなわたしたちに大盤振る舞いをしてくれたのが、オーナー。
日本の飲み屋にもこういうおやじさん、いるよなぁ~、と思わせる気さくさ。

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観光客の人間はもちろん、今回はカナダ・ケベックからの食ジャーナリスト氏などもいて、フランス語が話せる人が多く、活気ある会話が飛び交います。
こういうとき、やはり語学は大切だな、と痛感。彼らも英語は話せますが、やはりポンポンとカウンターでやりとりするようにはいきません。

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最後にお店の前でポーズをとってもらって、オーナー氏とはさよなら。


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再び、旧市街へ。
外はすっかり夜の気配。

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ブション・リヨネーズと堂々と看板が掲げられているのは、ダニエル・エ・ドゥニーズ Daniel et Denise

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でも、先ほどのCafe des Federationsよりは高級なムード。
それもそのはず、ここは2008年の「リヨン・ベスト・ブション」に輝いた名店で、オーナーシェフのジョセフ・ヴィオラ氏はMOF(国家最優秀職人賞)にも選ばれた著名なシェフ。店内にはセレブと一緒のお写真がずらり。

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店内はびっくりするほど超満員。
しかも、男性陣がほぼ占めるという、オフィス街の居酒屋状態。
みんながっつり食べて、飲んでいます。

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となれば、こちらも負けるわけにはいきません。
まずは、リヨン名物、ポットと呼ばれる上げ底ビンのワインを。このポットは、昔からの名残だそう。テーブル、ドカンと置かれても安心。つまみは、豚の脂を揚げたもの。これをポイっと口に入れては赤ワインをぐびっ。メニューを決めるまで、こんな感じで続きます。

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観光局の方にお薦めしてもらったのは、伝統的なブションのメニュー、クネル。
これは、魚のすり身に、小麦粉、バターをまぜてオーブンで焼き上げたもの。美しい黄金色のソースは、エクルビス(ザリガニ)の旨みを閉じ込めたソース・ナンチュア。これが、た~っぷりとかかっています。

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中はこんな感じ。
ふわっとさせたすり身は、はんぺんのような食感。
練りもの好き、甲殻類好きの日本人としては、結構、好みの味です。

しかし、何ぶん量がはんぱじゃなく、多い。
さらに、これだけだとやはり、飽きてくる。

ということで、残念ながら半分も食べられずギヴアップ。
さすが、庶民の味方、ブション。
ボリュームはぴか一です。

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後は、食後のエスプレッソで十分。
と、思っていたのですが、観光局の方が、「デザートもおいしいのでぜひ!」とオーダーしたのが、リンゴのタルト。コクのあるクリームと酸味のあるリンゴのタルトを一緒にいただくと、確かにおいしい。でも、これも完食はムリ。

リヨンの美食を味わうには、まず巨大な胃袋を用意しないとダメ、ということを実感しました。
でも、仲間とおおぜいでワイワイやりながら味わう食事は、何より楽しいもの。
ブションは、リヨンの人たちには欠かせない食文化なのだと、感じいった夜でした。


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by naoko_terada | 2013-02-25 02:25 | トラベル | Trackback | Comments(2)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅③ ボキューズ・ドール2013 感動の審査結果!
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24名の挑戦者の調理が終了して、審査員が審査結果をわたします。
すべての料理を味わったシェフのみなさん、おつかれさまでした。

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会場も朝からピンとはりつめてたいた緊張感から、解き放たれます。
もちろん、ずっとカメラを構え、フィルムをまわしていた各国のメディアもそう。
審査結果が出る17:30まで一端、会場を離れます。



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ボキューズ・ドールはSirhaという食の見本市の一環として開催されています。
会場には、食材、ワイン、スイーツ、パッケージ、ユニフォーム、調理器具など外食産業にかかわるブースが出展し、関係者でにぎわいます。

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ボキューズ・ドール以外にもさまざまなコンクールが行われ、そのひとつがクープ・デュ・モンド。
国際的な製菓コンテストで、世界のパティシエが腕を競います。
会場にはコンテストで製作された飴細工が飾られていました。

今年はうれしいことに、このクープ・デュ・モンドでも、日本チームがみごと2位を獲得!
※詳細は、こちらを参照ください
上の飴細工が日本チームの作。
非常に丁寧な細工と表現力ある作品として、会場でも話題になっていました。
この熱戦も見たかったです。

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と、会場をウロウロしているうちに、ついに来ました、この瞬間が。
ボキューズ・ドール2013の審査発表です。
うわ~ん、緊張してきました。

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まずは御大、ポール・ボキューズ氏が登場。
会場はスタンディング・オベーションで偉大なるシェフを迎えます。

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続いで審査員、コミッティーたち。
さすがの貫録で登場です。

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さらにサーヴをしてくれたスタッフたちが。
ここで会場からも大きな拍手が響き、彼らの誇らしげな表情が印象的でした。
おつかれさま。

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最後に戦い抜いた24ヶ国のシェフとチームが国旗を持って登場。
会場は割れんばかりの歓声でものすごいことに。
いやがおうにも緊張が高まってきます。
こんなドラマはなかなか味わえないです。

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おまけショットはこちら♪
舞台には各国の賓客も列席。
私の目の前にいらっしゃるステキな殿方。
一瞬、「オーリー(オーランド・ブルーム)?」と思ったのですが、
こちらはスウェーデンのカール・フィリップ王子。
とってもチャーミングな笑顔を頂戴しました。
Tack så mycket!


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審査結果の前には、お約束。
いろいろと別の賞の発表と、エライ方のお話しが。笑

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そこで舞台に登場した日本人の女性。
実は彼女は、前回の「ベスト・コミ」、つまり最優秀アシスタント賞を受賞した方。
なんと、今回、出場している浜田シェフのいるホテルブレストンコートに勤務されています。
今回はハッピ姿で応援にまわっています。

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前回の大泣きの受賞の模様がスクリーンに。
会場で少し、お話しができる時間があったのですが、とてもしっかりとした印象。大きな男性シェフの間で、とても小さな姿ですが、コミとしての存在力は大きいです。

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そして、今回のベスト・コミはイギリスのクリスチャン・カーティス氏が獲得。


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すべてが整ったところで、いよいよ結果発表です。
第三位のブロンズを発表するのは、前回の優勝者、デンマークのラスムス・コフォード氏。
彼は2005年がブロンズ、2007年がシルバー。
そして、ひとつ空けて2011年にみごとゴールドを受賞した実力派。
3つの色の異なるボキューズ像を持っている貴重なシェフです。

彼が、静かに告げる。

「ブロンズは・・・」

「ジャパン!」

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瞬間、わたしもカメラで日本チームを狙いながら、
思わずガッツポーズ。
シェフとチームと、大きくスクリーンに映し出された応援団に、心の中で「おめでとう」を送る。
やばい、泣きそうになる。
いままでいろいろなヒューマンドラマは見てきましたが、
このときほど感動したことはありません。
涙がこぼれないよう、一瞬、上をあおぐ。

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わたしの代わりに、舞台で思いっきり号泣してくれたのがコミの坂下くん。
この瞬間を目標に、浜田シェフとコーチのもと、早朝からの厳しい特訓を耐えてきました。
日本の青年の文句なくピュアな涙に、会場からは心優しい賞賛の拍手が。

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発表は続きます。
シルバーの二位を獲得したのは、デンマーク!
ボキューズ・ドールに出るのが夢だった27歳のシェフの雄叫びと、それに呼応する応援団。

デンマークのチームへシャッターを切り、テレビカメラをまわしながらも、
メディア席がざわつき出しました。
本命とも言われていたデンマークが二位。
では、どこか一位になるのか。

この時点で、周辺ではちらほらと声が聞こえてきていました。
さすが、グルメ界を熟知したジャーナリストが集結するだけあります。

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そして、高らかに読み上げられた優秀チーム。

「フランス!」

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それまでよりもさらに、さらに大きなうねりのような大音響の歓声と拍手が会場を包み、「フランス」の文字がスクリーンに映し出されました。
そう、周辺のメディアたちがささやきあっていたのは、彼ら、フランスチームでした。

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出来上がりを見ただけですが、フランスチームの創り上げた料理はまさにアート。美しさでは、ほかの追随を許さないものがありました。もちろん、味が大事ではありますが、多くのジャーナリストたちをもうならせる美しさであったことは確かです。

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全員、起立してフランス国家、「ラ・マルセイエーズ」が流れます。
なんだかオリンピックみたい。
フランスチームは嬉しいでしょうね。

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ゴールド、シルバー、ブロンズを獲得したシェフの記念撮影。
これが、世界に配信されました。
みんな、いい顔です。
もちろん、ボキューズ氏も一緒です。

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スクリーンには審査結果が出ていましたが、ここでわたしたちは驚かされました。
肉料理と魚料理が別々にポイントされているのですが、
なんと、浜田シェフの魚料理は優勝したフランスを抜いて、ダントツ、トップの842ポイント。魚料理では、世界一の評価を受けたことになります。
すごい。
※すべての審査結果は、こちらを参照してみてください。

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授賞式が終了後、コーチと共に浜田シェフが日本の応援チームのもとへあいさつに。
おめでとうの言葉とハグでぐちゃぐちゃ。
いつもはクールな浜田シェフのこんな表情を見るのはとっても珍しいこと。
わたしも、お祝いの言葉と握手。

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ここに、日本人初のボキューズ・ドール、ブロンズを獲得したシェフが誕生しました。
そして、ここからが浜田シェフの新しいスタート。
さらなる高みを目指して、新しい挑戦がはじまりました。


おめでとうございます!
by naoko_terada | 2013-02-18 03:48 | トラベル | Trackback | Comments(0)





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