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バリ島 久しぶりのクタ滞在で思うこと
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バリ島に来ています。

到着が遅めだったこともあり、最初の滞在は久しぶりのクタ。
ビーチ沿いにはデザイン系のしゃれたホテルが増え、新しい大型ショッピングモールもできるなど、開発は進んでいます。
かつて、「ヤシの木以上高い建物は建ててはいけない」という不文律がバリ島にはありましたが、これもゆるやかになかったことになりつつあります。

とはいえ、路地に入ればシャリンシャリンと鈴の音を響かせてドッカル(馬車)が走り、小売店がぎっしりとクタらしい風情も残っています。
路地を走るバイクの音がなぜか心地よく思えるのもバリ島らしい。

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そんなクタで久しぶりにこちらを訪れました。2002年、観光客を中心に202名が犠牲になったボム(テロ爆発事件)現場に建てられた慰霊碑です。場所はクタのメインストリート、レギャン通り。
完成時はまぶしいほど真っ白でしたが、14年の歳月を経て風化したように見えます。知らずに通り過ぎる観光客も多いでしょう。

当時からバリ島のガイドブックを作っていた私は今でもあの時のバリ島の哀しみを思い出します。

事件から約2ヶ月後、現地のホテルの招へいで視察に入りましたが、現場はいまだ焦げ臭く生々しい傷跡を残し、そして周囲の店はすべて閉まり、観光客はまったくいませんでした。

あの当時、バリ島のホテルの動きは迅速でした。
主要ホテルのGMが中心となり、すぐに日本の観光メディア、旅ライター向けの視察ツアーを立ち上げたのです。
「ページ数の確約も、内容もまったく気にしません。とにかく今のバリ島を見て、その思いを記事にしてください」と。

また、バリ島のホテル全体の安全性が確信できなければ観光客は戻ってこない、という認識からホテル間の情報共有を行う組織が発足。その中心となったのもインターナショナルなホテルチェーンのGMたちでした。彼らは人的・経費的に危機管理能力の薄い地元ホテルへの啓もう、情報提供を惜しみなく行いました。あのときのGM、ホテリエたちに、「人を安全に守る場所」としてのホテルの意義を強く感じたものでした。

彼らの行動の背景にはバリ島という稀有な場所の存在もあったように思います。

バリ島にはバンジャールと呼ばれる相互扶助システムが古くから続いています。日本でいうところの「結(ゆい)」のようなものですね。困っているときは互いに助け合うという意識がとても強くあります。2012年、バリ島の棚田などの景観が世界遺産に登録されましたが、バンジャールのひとつである水田を維持するための互助制度「スバック」の文化的価値が認められてのことでした。

さらに、バリ人の概念に「Tri Hita Karana(トリ・ヒタ・カラナ)」といものがあります。

これは「神・自然・人」がそれぞれ調和しあい世界を構築ししているという考えで、それゆえにテロ行為により怒りや憎しみ、哀しみでバランスを失ったバリ島の秩序を保つために、ホテル関係者が思いを共有し、助け合ったことは自然な行為だったのかもしれません。

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慰霊碑には202名全員の名前が刻まれています。

爆破で、わたしたちのガイドブックで紹介予定だった店も犠牲にあいました。
ちょうど色校時というタイミングでの事件。笑顔のバリニーズのスタッフの写真が載った校正紙を前に、涙しながら差し替えの指示を出したことは決して忘れることができません。

そんなさまざまな当時の記憶が、開発が進み、にぎわうクタの喧騒の中で呼び起されました。


フロリダでの銃乱射、シリア、トルコなど世界各地でテロ行為が続いています。

あれから14年、私たちは何を学んできたのでしょうか。
by naoko_terada | 2016-06-13 17:43 | トラベル | Trackback | Comments(0)
静寂の中、万物に感謝する。バリ島で最も聖なる一日「ニュピ」
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今日はニュピ。
バリ島における「新年」にあたります。

この日は静寂の一日。
誰も一歩も外に出ることなく、電気も火も使わず室内で静かに瞑想し、心と体を浄化します。
すべての店は閉まり、道路には車やバイクはもちろん、誰の姿もない。
すごいと思うのは、なんと空港も閉鎖され、飛行機もこの日は発着しないこと。
まさに「神々の島」バリ島ならでは。
神(宗教)と共に生きる島ゆえのとても大切な聖なる儀式です。

一歩も外に出ないのはバリニーズだけでなく、観光客も同じ。
ニュピの日はリゾートの中で過ごすことが義務づけられています。
本来はホテルやリゾートもクローズしなければならないのですが、滞在する観光客のため一部の設備などは営業。道路やビーチに面したレストランやバーは使えません。


数年前、まさにこのニュピをウブドで過ごしました。
一日中、リゾート内にいなければならないのは想定内なので、ちょっと奮発してプール付きのヴィラを予約。食事は通常のオープンエアのレストランではなく、一番奥にあるスペースが臨時のダイニングになっていました。

ニュピは新月の日が選ばれます。
すべてのものごとの始まりとされる新月こそ新年にふさわしいもの。

通常であればバイクの音、音楽、子供たちの声などが聞こえてくるウブドも静寂に包まれます。
涼やかに流れていた庭園の噴水も止まり、すべてが時間が止まったようにみえる。

しんと静かな空間では、木々のシルエットがいつもより鮮やかに映り、太陽のきらめきもどこか神々しい。
小鳥の声、風にそよぐヤシの木の葉ずれだけがいつになく耳に響きます。

圧巻は夜になってからでした。

観光客はリゾートの外にでないかぎり、敷地内に出ることは許されます。

夕食をとりに臨時のダイニングに向かう途中、
いつもなら足元をてらす庭の照明もなく、漆黒の闇が広がるだけ。
光があることがあたりまえだと思っていることがどれほど無神経でおごりであることか。
ニュピはそんなささやかだけれど、とても大切なことを教えてくれます。

今日のニュピも、いつもと同じように静寂がバリ島を包んでいるはず。

万物に感謝し、平和でいられることを願う。
そんな夜が訪れるはずです。
by naoko_terada | 2014-03-31 18:25 | トラベル | Trackback | Comments(0)
バリ島トゥガナン村で出会った本物のアタ
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バリ島の特産品として人気があるのが、アタとよばれる天然素材の工芸品。
日本人女性には手かご、バッグなどが人気です。
アタという葦の一種の草を編み込み、さらに燻蒸するため、
独特の風合いとスモーキーな香りがほのかにします。
とても丈夫で、シックな風情でわたしも大好きです。

アタの名産地はバリ島東部、バリアガと呼ばれる先住バリ人たちが暮らすトゥガナン村。
素朴な村の入口にはアタのお店がズラリと並びます。

そこで、店の奥から持ち出してきてもらったのが、この手のひらに乗る小さなアタの小物入れ。
ここまで緻密に丁寧に作られた製品は初めて見ました。
美しすぎます。

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どれだけ細かい作業か。
一緒に手にいれたコースターも同じです。
右は市場などで売っている一般的なアタ。わたしが日常で使用しているものです。

小物入れの言い値は当時(7、8年前)で約2000円。
アタ製品は手間がかかるので値段が高いのですが、これはそれだけの価値があると思いました。
こういう製品を作る職人も少なくなっているはずですから、貴重です。
購入した店の主人も、「もう、これだけの製品はなかなか作られないねぇ」と話してくれました。

アタは市場や土産店に行くとたくさん売っていますが、大半はおみやげレベルのクオリティ。安いものはお隣のロンボク島で作っていたりします。

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小物入れは、いまでもかすかにスモーキーな香りを放ち、年月が経つごとにおだやかに手になじみ、味が出てきています。

先月、取材に行った際に手に入れたパールのピアスを入れて、
デスクの上に置いておくと、バリ島の青い空とむせかえる熱帯の空気に包まれているような気持ちになり、心がなごみます。
by naoko_terada | 2014-03-23 17:48 | マイ・フェイバリット | Trackback | Comments(0)
バリ島1泊3日弾丸!「ウブド クリーン&グリーン」に参加  DUA
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さて、翌朝。
雨を心配していましたが、驚くほどの晴天!
神々の島バリには、やっぱり奇跡がおこるものなのですね。

清掃は7:00スタートということなので、
我々は、宿泊しているロイヤル・ピタマハを6:30に出発。


今回の、「ウブド クリーン&グリーン」は、ウブド・ホテル協会の創立8周年を記念してのボランティア活動でした。
ウブド・ホテル協会はウブドのホテルの経営者、GMなどトップ陣たちによる非営利の団体。ホテル同士が情報を共有し、交流をうながすことでウブドの観光産業をけん引する存在になることを目的としています。


前日、ディナーの席で実行委員のひとり、ウブド・ホテル協会の会長のワヤンさんはこう、おっしゃっていました。

「今までは創立記念にパーティなどを行ってきましたが、もっとスペシャルな、ウブドのためになることをやろう、ということになったのです。ウブドはバリ島の観光の中心といってもいいような場所です。美しい棚田、自然があるウブドだから、多くの日本人の観光客の方が訪れてくれる。その魅力を私たちが守っていくことは大切です。そこで、清掃プロジェクトを立ち上げたのです」

たしかに、ウブドに限らず、バリ島の観光開発が進む中、ゴミ処理の問題はそのままという現状です。道を歩いていても落ちているゴミが気になることも少なくありません。何しろ、ゴミ箱というものがまず、ない。
分別などの課題もありますが、こうして地元の観光関係者が気づき、行動することでゴミ問題解決への第一歩になってくれればうれしいです。

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リゾートを出発して、まず、向かったのはプリルキサン美術館
ウブドを代表する、バリ・アートを収蔵した美術館です。
清掃活動は、ウブド・ホテル協会会員の約40のホテルが参加。王宮を中心に4方向から掃除をおこなっていくという計画に。そのスタートのひとつが、プリルキサン美術館だと、前夜、ダブルチェックしたのですが。

7:00前に美術館に行っても、誰もいない。。。。

待とうか、という話にもなったけれど、
そこはバリ、というかバリニーズたちのゆるさをよーく知っている我々。

「ここじゃないね」

ということで、清掃後の式典が行われる王宮横のワンティランと呼ばれる集会所に歩いて向かうことに。

すると、はい、やっぱり、みなさんこっちに集まってきていました。

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ちなみに、ウブドの観光名所、パサール(市場)はただいま工事中。
建物が古かったのできれいにするようです。代わりに離れた場所に臨時の市場が開設されているようですが、不便ということであまり人気がないよう。
市場のあの混沌とした雰囲気、きらいじゃなかったのですが建物の老朽化と混雑ぶりはこの数年、著しかったですものね。ウブドも年々、近代化が進んでいるようです。

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ワンティランにはウブド・ホテル協会の実行委員のみなさんも。
以前、取材にしたホテルのマネージャーたちも多く、わたしを見つけて、「来てくれたんですね。ありがうとございます!」と笑顔でかけよって握手。みんな、元気そうでなによりです。

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ウブド周辺の6つの学校も、今回、プロジェクトに参加。
まず、生徒たちがワンティランのまわりの清掃をスタートしました。

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それに続けとばかりに、威勢のいい参加チーム。
木刀持ってケンカにでもいきそうな感じですが、手に持っているのはゴミ拾いには欠かせないアイテム。ちりバサミ?で、いいのかな。木でできているところがバリぽいですね。

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すでに四方向からの清掃はスタートしているらしい、ということで、
わたしたちはモンキーフォレスト通りの清掃チームに加わることに。王宮からモンキーフォレストに向けて歩いていくと、いました!

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参加ホテルごとに10名が参加しているとのこと。
全体では400名ほど。
コマネカ、バロン・リゾートなど、モンキーフォレスト通り界隈のホテルのスタッフたちが集合。これだけの参加者が、手に手にホウキを持ってゴミを集め、拾う姿は壮観です。

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ところで、どんなゴミが落ちているのか。
たとえば、これはテイクアウトの残骸かな。かつては紙袋に入れられていましたが最近はビニール袋が主流。このほか、ペットボトル、スナック菓子の袋なども多い。つまり、プラスティック製品がそのまま道に捨てられていることが問題なのですね。

Plastic is not Fantastic.

誰かが、こう言っていましたが、
まさに、そういうことです。

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モンキーフォレスト通りにある通称サッカー場前には小学校があり、子供たちは学校の中を清掃。制服がかわいいなぁ。女の子たちに、「チャンティック(かわいいねー)」と言うと、みんなニッコリで、「テレマカシ(ありがとう)」。

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清掃された通りは、みごとにゴミひとつ落ちていません。
駐車する車もまだ少ないためもあり、すがすがしい光景です。
うーん、気持ちいい。

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スタートから2時間、清掃チームが各ルートから集会所へと戻ってからは式典が始まりました。
最前列にはウブドのあるギャニャール県の代表、プリルキサン、アルマ、ブランコ、ルダナ、ネカといった美術館の代表。ウブドの名士たちです。

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バリ島でイベントがあるとなれば、やはりこれ、歓迎のレゴンダンスから。

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ウブド・ホテル協会の会長、サマヤ・ウブドのワヤンさんのスピーチに始まり、今回のイベントの関係者たちのスピーチ。続いて、ウブドの文化振興と観光に尽力した各美術館へ感謝のトロフィーの授与。そして、ゴミ箱がなかったウブドに80個の分別式ゴミ箱の贈呈が。
↓コレ、ですね。オーガニックとは「燃えるもの」という意味。モンキーフォレスト前などに埋めるそうです。
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で、この後がバリ島らしい、というか。
各ホテル協賛の抽選会がスタート。そして、朝だというのに今回のスポンサーのお酒メーカーによるカクテル・パフォーマンスがスタート。できあがったものはキャンギャルがおエライ方々に配っていきます。

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式典にはクリーンアップ・バリ!というボランティア活動をされている石橋さんも参加されていました。
石橋さんは、バリ島の子供たちにゴミを捨てないように楽しみながら意識を持ってもらおうとエコカルタを制作。学校などを訪問しながら啓蒙活動をされています。活動は寄付などでまかなわれているので、賛同される方はぜひ、サイトをごらんになりエコカルタを購入するか、ご寄附をお願いできればと思います。


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参加者として、わたしもサーティフィケートを頂戴しました。


空港も道路も、観光スポットもどんどん開発され、日々、変わっていくバリ島。
それもまた時代の流れというもの。ただ、バリらしさ、美しさだけは残していってほしいと切に願っています。そして、今回のようにホテルや観光関係者が率先して行ってほしい。

1泊3日の弾丸ツアー。
終わってみれば、イベント、知人たちとの再会など、とても充実した内容でした。

いつでも、バリ島のためなら喜んで駆けつけようと思う。

大好きな人、場所がある限り。



<おまけ>
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午前中で、清掃イベントは終了。
フライトはこの日の深夜の成田便。
ホテルに戻り、のんびりスパを満喫してからレイトチェックアウトで夕方にホテルを出発。
知人とたっぷり会食を楽しんでから、余裕で空港に。

翌朝、気温3度という成田に無事、到着。
寒いっ!
我々のフライトが駐機したすぐ横に同じくガルーダ航空のジャカルタからの飛行機。
ダブル・ガルーダの雄姿。


行きは羽田、帰りは成田へ。
たとえば、金曜の深夜に出発して、月曜早朝着。
これなら土・日曜をフルに使えるので、1泊3日でも意外に楽しめるということが今回、判明。

こんな弾丸ツアーが出てきてもいいですね。
by naoko_terada | 2012-12-19 01:48 | トラベル | Trackback | Comments(0)
バリ島1泊3日弾丸!「ウブド クリーン&グリーン」に参加
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今年最後の海外は、バリ島になりました。
それも、1泊3日の弾丸取材。。。

目的は、ウブド・ホテル協会の創立8周年を記念した清掃プロジェクト、
ウブド クリーン&グリーンに参加するためでした。


羽田深夜発のガルーダ航空のフライトは初めて。
バリ島到着は、7:30。
早朝のバリ島は、聖峰アグン山、アバン山、バトゥール山の
みごとな稜線の重なりを眺めつつのランディング。
メロウな光の夕方の到着もいいですが、
朝のすがすがしいきらめきの中のバリ島もとても美しい。

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ところで、バリ島のングラライ空港はただいま、工事中。
来年のAPECがバリ島で開催されるため、それまでに最新スペックの空港になるべくアンダー・コンストラクション。送迎車が到着・出発ターミナル目の前まで行けないといった不便が生じています。今後、またいろいろと変わることも出てくることでしょう。

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さらに、このところ大渋滞が問題だったDFSギャラリア前のシンパンシウールと呼ばれるバイパス・ジャンクションも地下道路を作るため一大工事中。
夜中にやればいいものを、真昼間に行っているため、当然、恐ろしいほどの渋滞を引き起こしています。ということで、しばらくは空港への移動などは早めにしたほうが賢明です。

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まだ早いので、ウブドに移動する前に、前日にオープンしたばかりの、
シェラトン・バリ・クタ・リゾートを訪問。
お部屋は見られませんでしたが、レストラン、プール、ルーフトップなどを見せていただきました。
すぐ隣が、新しくできたショッピングコンプレックス「ビーチウォーク」なので、これからクタの中心的存在になりそうです。

お世話になった方のオフィスにうかがい、
あれこれとおしゃべりしていたら、あらら、すでに11時近く。
ということで、そのままちょっと早いランチを、ということで地元ご用達のバリ・ベーカリーへ。やっぱり、あそこはなごみますね。



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ゆっくりランチを終えて、ウブドへやっと移動。

1泊3日の弾丸アーということで、主催者さんのご配慮。
貴重なウブドステイは、なんとロイヤル・ピタマハ
ウブドのスカワティ王家が所有する高級リゾートです。
うれしー。
コンテンポラリーなデザイン系リゾートが急増するなか、
伝統的なバリニーズスタイルのヴィラは、どこかほっとなごみます。
バリ島は、やっぱりこうじゃなくっちゃね。

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結局、入る時間はありませんでしたが(涙)、プールヴィラをいただきました。
外には、こんな贅沢な広さのプールと、ウブドの肥沃な熱帯の風景。
渓谷の高みにあるプールの先をのぞくと。。。

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それこそが、ロイヤル・ピタマハの真骨頂。
谷底にアユン川にそった所有地が広がるドラマチックな眺望。
ここには湧き水をたたえた池があり、聖なる場所としても有名。
ラフティングのゴムボートが嬌声をあげながら、アユン川を下っていくのも見えます。



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そして夕方、関係者とおちあって、向かったのがサマヤ・ウブド
翌日に行われる「ウブド クリーン&グリーン」を主催する、ウブド・ホテル協会の現会長ワヤン氏がホテル・マネージャーを務めています。夕食を共にしながら、インタビュー。

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この夜は、バリ島でのお祝い時などにいただくリスタフェルというバリ料理があるというので、全員、迷わずチョイス。暗いので、きちんと撮れていませんが、ブルングバリ(バリ風海藻サラダ)、ヤングパパイアとエビのスープ、口直しのソルベと続き、サテ、ラワール・パク(野菜のつけあわせ)、ベベック・ベトゥトゥ(アヒル料理)、べアワン・サンバルマタ(ツナのスパイス添え)といった料理の盛り合わせがどーんと登場。三角に盛られたナシ(ごはん)は、おイモ入り。

そして、このレストランがかなり美味しいことに感激!
伝統的な料理ばかりですが、非常に繊細な味に仕上がっていてシェフの技量を感じさせます。きっとほかのメニューもおいしいだろうと思わせて、期待できそう。
また、来訪したい1件にリスト入りです。

お伴は、最近、にわかに美味しくなってきたバリ島産のワインをチョイス。飲み比べましたが、ハッテン・ワインのTwo Islandがなかなかいけるということで満場一致(笑)。
かつてのハッテン・ワインはあまり好みではありませんでしたが、Two Islandは豪州・南オーストラリアのブドウを使用。しっかりドライで、料理にもあいます。

インドネシアは輸入アルコールの関税が高いため、気軽にシャンパンやワインを開ける気になれないところがありました。でも、ハッテン・ワインなら国産となるため、今までの半額程度でオーダー可能。これからは、ダイニングシーンに欠かせない存在になりそうです。


夕方になると雨が降るバリ島。

翌日のイベント時には、絶対、晴れてほしい。
そんな我々の願いをバリ島の神さまたちに届けつつ、しばらくぶりに会った友人、知人たちと一緒に、しっとり艶やかなウブドの夜を満喫。
それにしても、ガルーダの羽田深夜発、バリ島早朝着のフライトは1日がたっぷり使えていいですね。9時過ぎからぐっとすごくなる渋滞の前に、ウブドや北部まで一気に移動できるメリットもあります。


と、そんなこんなで、まだ初日とは思えないディープな1日が終わっていきました。

<続く>
by naoko_terada | 2012-12-17 17:10 | トラベル | Trackback | Comments(0)
バリ島 10年前のあの日を思い出して

バリ島で、テロによる爆破事件が起きてから、今日で10年。

それから3年後の2005年、事件の3周忌セレモニーがバリ島で行われる予定だったが、再び、集まった人を目標にテロが起きるかもしれないということで、日本や、最も多くの犠牲者を出したオーストラリア政府は、バリ島への渡航自粛を出していた。
10日前に、ジンバランのビーチとクタで自爆テロがあり、犠牲者が出ていたからだ。


リスクがある場所へ行くのは旅のライターがすることではないし、怖さもある。
それでも、結局、わたしはバリ島へひとりで向かった。
一度目の事件から立ち上がり、バリ島の観光客が戻ってきたところでの二度目のテロ。そんな状況だからこそ、現地へ行き、セレモニーに参加したかった。

そのときの記事が、これ


このときもそうだし、スマトラ沖地震・津波の際にも、そして、昨年の東日本大震災のときにも感じたのは、自分の非力さ。
どうしようもない、やるせなさと罪悪感と哀しみ。

でも、10年経ってみると、バリ島はリゾートとして今でも健在だし、
先日、行ったプーケットもみごとによみがえった。
東北も、絶対に。


必ず、その先には再生がある。
それだけは、今までの中でわかっている。


本日、バリ島では10周年の追悼セレモニーが行われる予定。
7年前と同様に、テロ攻撃の可能性があるということで、厳戒態勢が取られているようだ。
それでも、多くの人が今日、バリ島を訪れるはず。
今回、わたしは行くことがかなわなかったけれど、
何もなく、心おだやかにセレモニーが行われることだけをただ、願っている。


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by naoko_terada | 2012-10-12 01:28 | トラベル | Trackback | Comments(0)
「食べて、祈って、恋をして」  イタリア、インド、バリ島への旅へ






久しぶりのジュリア・ロバーツ最新作『食べて、祈って、恋をして』
先週、金曜に試写会がありひと足、早く観てきました。
誘ってくれたのは、ガルーダ・インドネシア航空のK女史。

40ヶ国で翻訳され、700万部を売り上げたベストセラー。
著者のエリザベス・ギルバートの自伝的小説で、若い女性のバイブル的存在とか。

作品の解説は、サイトを見ていただくとして、
わたしは純粋に各都市の空気感をスクリーンから感じてみました。

美食と歴史あふれる街並みのイタリア。

精神性を求めて、神と、人とふれあうインド。

最後は、情熱と再生の地として選ばれた、バリ島。

どの場所も、最も美しい時期に撮影されているようで、
旅情をたっぷり感じさせます。
主人公たちの周囲を囲む、雑踏や街のノイズがいい感じに臨場感をかもしています。

また、各都市ごとに異なる個性の男性たちが登場。
誰に惹かれるか、そんなこともお楽しみです♪



ジュリア・ロバーツがちょっと年齢的にキツいかな(失礼!)、とも思いましたが、
等身大の女性を見せてくれて好演。

女性の生き方の指針として、観るか。
あるいは、美しい各地のエッセンスを堪能するか。


どうぞ、お好みでお召し上がりください。
by naoko_terada | 2010-08-16 02:57 | その他 | Trackback | Comments(3)
セント レジス バリ リゾート、グランドオープニングへ


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きっかけは、このe-メイル・インビテーションから始まりました。


昨年、オープンしたバリ島のセント レジス バリ リゾート
実は、そのときはソフトオープンでした。
そして、待望のグランドオープニングが、先週の2月28日。

本当に嬉しいことに、
アジア各国からの招待メディアのひとりとして、
グランドオープニングのパーティへのお誘いを受けたわけです。


それは、もう行くしかないでしょ!


ということで日程を調整し、2泊4日でバリ島へ。


今回のオープニングパーティのテーマは、
Grand Opening with a Night of Diamonds and Pearls。

ドレスコードは、リゾート・シック ウィズ・ア・タッチ・オブ・ダイアモンズ・アンド・パールズ。

わお!
名門セント レジスらしいエレガントさです。


肌をたっぷりと見せるサマードレスは若いお嬢様がたにまかせるとして、
わたしが選んだのはこれ。

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深いダークブラウンのシルクのトップに、母親のものだったロングのパールネックレス。
ダイヤモンドは残念ながら、忘れました(笑)。



セント レジスは、1904年、
ニューヨークの5番街にジョン・ジェイコブ・アスターによって誕生。
以後、ニューヨークを代表する最高級ホテルとしての名声を高めていきます。
アスター氏がすごかったのは、当時として最先端の
ラグジュアリーを求めたこと。
セントラルヒーティング、各ゲストルームに配された電話など。
ホテルとしては初の設備を整えました。


そして、ホテルはニューヨークのハイソサエティの舞台に。

その中でもひときわ、輝いていたのが、
アスター氏の夫人、キャロライン・アスター。
彼女がこよなく愛していたのが、ダイヤモンドとユリの花でした。


なので、ロビーやゲストルームにはバリ島では珍しくカサブランカが。
そして、ご存知でしたか?
セント レジスのロゴには、
ダイヤモンドを象徴するキラリと輝くダイヤ柄が隠されていることを。

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もうひとつセント レジスの歴史として語られること。

それは、カクテルのブラディ・メアリー発祥の場所であること。
世界中に点在するセント レジスでは、
それぞれのホテルのオリジナルのブラディ・メアリーが用意されています。

バリ島は、バリ・メアリー。

ブラウンシュガー、アブソルート・ペッパー、それにキュウリ、ヒカマと呼ばれる南米産の野菜をつぶしたものを入れてシェイクします。

お味はややスパイシーで、とろみが強い。


パーティの翌日には、
今回のゲスト、ジェイミー・カラム君のカクテル・メイキング・セッションも。
女性たちの熱い視線を一身に受けていました(笑)。

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1912年、ジョン・ジェイコブ・アスターは歴史的なタイタニック号に乗船し、亡くなります。

彼の理想は、すべてのセント レジスのホテル、リゾートに受け継がれています。
来年、2010年にはホテルファンが待ち望む、
セント レジス ホテル 大阪も誕生。
厳しい経済状況の中ですが、
開業にむけて、計画通りにスケジュールを進めているそう。
本当に楽しみです。



でもまずは、バリ島でどうぞ、セント レジスのエレガントを体験してみてください。
by naoko_terada | 2009-03-04 00:04 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(4)
バリ島、空港でのとっておき!の過ごし方 resort2008


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バリ島のングラライ国際空港。
出国後のフロアには、それなりに免税店やおみやげ店、日本食も含めたレストラン、
マッサージ屋などがあるので、そこそこ楽しめます。
義理みやげなど最終的に買えなかったおみやげなどをここで一気に。
そんな観光客の方も多いですね。

で、その後。
搭乗フライトまではまだ時間がある。
そんなとき、どうしてますか?
もちろん、ビジネスクラスなら航空会社のラウンジが使えますが、
エコノミーの場合は、とうぜん無理。
カフェでお茶をしたり、シンハー・ビールを飲んだり。
あるいは、点在するスチールのイスに座って、ボーディングまで待つか。

ところがですねー。
あるのですよ。
エコノミーの我々でも使えるラウンジが。

場所は空港のちょっと奥まった、免税店プラザ・バリの向かい。
こ~んな感じでラウンジ然とした感じの入口。
もちろん、上級クラスの乗客は無料ですが、
エコノミーのお客でも料金を払えば利用可能。

意外にこれ、知らない方が多いのです。

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中はかなりラグジュアリー。
一階と二階があり、まずは入口のデスクで料金を支払います。
一階にはこんなフード&ドリンクのアイランドカウンター。
セルフサービスですが、コーヒー、紅茶はもちろん、サーバーから注ぐビンタン・ビールやカクテル用のスピリッツにウイスキーも。
横の冷蔵庫には冷えたビアジョッキやグラス類のほか、ソフトドリンク類も。
まわりこんだ裏側には、こういった軽食類。
ミーゴレン、ナシゴレン、フィンガーサンドイッチ、揚げ物類、ケーキなど、
こちらもなかなかのバリエーション。
あ、スープなんていうのもありました。

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二階は、ゆったりラウンジスペース。
窓側のシートに座れば、飛行機が発着する空港を望むことも。
雑誌、新聞、テレビもちゃんと完備。
お約束でちょっとエアコンが効きすぎではありますが、居心地は満点。

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また、一階奥にはマッサージコーナーがあり、足マッサージを体験することもできます。
こちらは有料、
でも、ラウンジ利用者にはわずか5分ですが、無料体験チケットをくれます(笑)。

で、気になるラウンジの利用料金ですが、ひとり10万ルピー。
約1000円といったところ。
飲食プライスの高い空港内で、フリードリンク&フリーフードを含めたラウンジ利用がわずか1000円程度でできるのですからこれは結構、お得。
何よりもゆったりと搭乗までの時間を過ごせるのがいい。

今月末もバリ島に行く予定のわたし。

みなさん、ラウンジでお会いしましょう!
by naoko_terada | 2008-10-02 19:06 | トラベル | Trackback | Comments(4)
バリ島ですこぶるセンスよしのセレクトショップ resort2008


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バリ島のおみやげ。
みなさんは、どんなものをお買いになりますか?

まずは、美しいバティックやバリらしい雑貨・小物。
ナチュラル素材のハンドメイドのせっけんや、アロマ・グッズなども人気ですね。
ばらまき系なら、スーパーマーケットで大量買いの、バリの調味料「サンバル」や、
ナシゴレン、ミーゴレンのインスタント食品などなど。
どれも日本円で100~200円ほどで買えるお手軽さ。
あ、コーヒー好きならば、バリ風のコーヒー「バリ・コピ」もはずせないでしょう。

ただ、どこの店でも同じような商品が多く、オリジナリティがないのがちょっと残念。
最近はそう、思っていました。
もう少し、人にあげて自慢できるおみやげ、ないかなぁ。。。

と、思っていたら。
見つけました!

場所は、ヌサドゥアのショッピング・コンプレックス「バリ・コレクション」の「そごう」内。
名前は、「アルン・アルン」。
インドネシア語で「広場」という意味だそうです。
ジャカルタにある人気のセレクトショップで、バリが2店舗目。

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ここのコンセプトは、インドネシアの文化、芸術、ライフスタイルを感じさせる
高品質のオリジナルの商品を扱うこと。
もちろん、すべてメイド・イン・インドネシア。
バリも含め、ジャワなどインドネシア各地で作られた製品が並びます。

すばらしいのは、製品のパッケージング。
完全におみやげ買いの観光客をマーケットにしているため、値段は高めですが、
ひとつひとつの包装、プレゼンテーションがすばらしくセンスよし。
中身は普通のキャンディやローカルのお菓子なのですが、
もう、夢中で「パケ買い」しちゃう可愛さです。
たとえば、上の写真の商品。
バリ島で、お供えなどを入れる籐のカゴを模したブリキのパッケージ。
中にはバニラ・ローズの紅茶が入っています。
手のひらに乗るサイズも、軽くて小さくておみやげにちょうどいい。
ちょっとゆがんでたりする無造作な作り方がまた、アジアらしい雰囲気。
これが、Rp.2万5000(約300円)。

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このほか、伝統のバティック柄のギフト用布リボンや、
ボックス、ラッピングペーパー、ステーショナリー、洋服、アクセサリーなど、
とにかく本当に欲しくなるようなオリジナル・アイテムばかり。
珍しく真剣に、取材を忘れてショッピングに没頭してしまいました。

あえて、バリ「らしさ」をハズして、インドネシア「らしさ」を。

そんなおみやげをお探しなら、この「アルン・アルン」をぜひ、
チェックしてみてください。



アルン・アルン バリ
by naoko_terada | 2008-09-27 22:17 | トラベル | Trackback | Comments(2)





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