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フランス ローヌ・アルプ グルメ旅④ リヨン散策&ブション探訪
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ボキューズドール取材の合間に、リヨンの観光も楽しみました。
この日は、ガイドさんと一緒に世界遺産でもある旧市街のウォーキングツアーです。
真ん中のステキなマダムがガイドさん。
さすが、フランスはガイドもおしゃれです。

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リヨンはローヌ・アルプ県の県庁所在地で、パリに次いで2番目に大きな都市。
ローヌ川とソーヌ川が並行して南北を横切る地形です。
古来から交易で栄え、商人、職人たちが権力を持ち、優れた建築、工芸品が誕生していきます。
その中には、今でも特産品である絹織物がありました。

※詳細はリヨン観光・会議局(日本語)へ。←音が出ます。

旧市街には今でもその頃の面影が残り、散策をするにはちょうどいい規模。
絹織物で豊かになり、イタリアからも多くの資産家たちが移り住むようになったリオンはルネッサンス期、華麗な文化を築きます。

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リヨン名物のひとつが、人形劇のギニョール。
かつての庶民の暮らしを面白おかしく、ブルジョワ階級には風刺を効かせたものを。
一世を風靡し、今でも多くの人形劇団があり、博物館もあります。

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旧市街を歩いた後は、ケーブルカーに乗り込み。

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たどり着いたのは、フルヴィエール・ノートルダム大聖堂。
19世紀に建てられたロマネスクとビザンチン様式を持った美しい大聖堂です。
小高い丘に立ち、リヨンのあらゆる場所から見ることができる、アイコン的存在です。

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眼下にはリオンの旧市街と、その先の街並みを一望に。
さらに、その奥にはフレンチアルプスの山並みも。
フランス第二の都市とはいえ、のびやかな雰囲気と、歴史を刻んだ面影がリヨンの魅力です。

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これは、リヨンを去る日に、別の場所からの眺め。
大聖堂と、そのうしろにはTV塔のタワー・メタリークが。
神々しい眺めです。


そして、リヨンのもうひとつの魅力が食。
ここは美食の街としても有名です。

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リヨンで欠かせないのが、ブション。
簡単にいうと、庶民的な定食屋。
ボリュームたっぷりの定食メニューを出して、市民の胃袋を支える店です。
夜、旧市街の路地を入り、我々が目指したのが、カフェ・デ・フェデラシオンズ Cafe des Federations
リオン在住の観光局のスタッフ、推薦のブションです。

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中に入ると、「これぞブション!」とでも言いたくなる、下町風情の店構え。
何度も洗濯がされ、使いこまれたナプキンには、愛くるしいブタくんのイラスト。たっぷり食べさせます!といった意志表示のようでもあり、頼もしい。

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使いこまれた食器、容器の数々もいい味を出しています。
カウンターでいただくのは、アペリティフ。
実は、我々は別のブションでディナーを取るため、ここでは食前酒を味わうだけ。。。

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そんなわたしたちに大盤振る舞いをしてくれたのが、オーナー。
日本の飲み屋にもこういうおやじさん、いるよなぁ~、と思わせる気さくさ。

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観光客の人間はもちろん、今回はカナダ・ケベックからの食ジャーナリスト氏などもいて、フランス語が話せる人が多く、活気ある会話が飛び交います。
こういうとき、やはり語学は大切だな、と痛感。彼らも英語は話せますが、やはりポンポンとカウンターでやりとりするようにはいきません。

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最後にお店の前でポーズをとってもらって、オーナー氏とはさよなら。


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再び、旧市街へ。
外はすっかり夜の気配。

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ブション・リヨネーズと堂々と看板が掲げられているのは、ダニエル・エ・ドゥニーズ Daniel et Denise

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でも、先ほどのCafe des Federationsよりは高級なムード。
それもそのはず、ここは2008年の「リヨン・ベスト・ブション」に輝いた名店で、オーナーシェフのジョセフ・ヴィオラ氏はMOF(国家最優秀職人賞)にも選ばれた著名なシェフ。店内にはセレブと一緒のお写真がずらり。

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店内はびっくりするほど超満員。
しかも、男性陣がほぼ占めるという、オフィス街の居酒屋状態。
みんながっつり食べて、飲んでいます。

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となれば、こちらも負けるわけにはいきません。
まずは、リヨン名物、ポットと呼ばれる上げ底ビンのワインを。このポットは、昔からの名残だそう。テーブル、ドカンと置かれても安心。つまみは、豚の脂を揚げたもの。これをポイっと口に入れては赤ワインをぐびっ。メニューを決めるまで、こんな感じで続きます。

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観光局の方にお薦めしてもらったのは、伝統的なブションのメニュー、クネル。
これは、魚のすり身に、小麦粉、バターをまぜてオーブンで焼き上げたもの。美しい黄金色のソースは、エクルビス(ザリガニ)の旨みを閉じ込めたソース・ナンチュア。これが、た~っぷりとかかっています。

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中はこんな感じ。
ふわっとさせたすり身は、はんぺんのような食感。
練りもの好き、甲殻類好きの日本人としては、結構、好みの味です。

しかし、何ぶん量がはんぱじゃなく、多い。
さらに、これだけだとやはり、飽きてくる。

ということで、残念ながら半分も食べられずギヴアップ。
さすが、庶民の味方、ブション。
ボリュームはぴか一です。

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後は、食後のエスプレッソで十分。
と、思っていたのですが、観光局の方が、「デザートもおいしいのでぜひ!」とオーダーしたのが、リンゴのタルト。コクのあるクリームと酸味のあるリンゴのタルトを一緒にいただくと、確かにおいしい。でも、これも完食はムリ。

リヨンの美食を味わうには、まず巨大な胃袋を用意しないとダメ、ということを実感しました。
でも、仲間とおおぜいでワイワイやりながら味わう食事は、何より楽しいもの。
ブションは、リヨンの人たちには欠かせない食文化なのだと、感じいった夜でした。


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by naoko_terada | 2013-02-25 02:25 | トラベル | Trackback | Comments(2)
ホテル好き、映画好きにうれしい。85周年記念 リーディングホテルズの「Leading Hotels in the Movies」
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先日、リーディングホテルズのワークショップを兼ねたレセプションが。
会場はホテルオークラ。
オークラさんは、バンケットでもお料理が美味しいのでいつも楽しみです。

リーディングホテルズは、正式にはザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(通称LHW)。
国際規模のラグジュアリーホテルの予約を行う企業です。
わかりにくいのですが、ホテル運営そのものは行いません。「コンソーシアム」と呼ばれる、独自の基準で選ばれたホテル、リゾートを加盟ホテルに認定、その予約代行をするというもの。

加盟するにはLHWの厳しい審査基準を満たすことが必要。
定期的にチェックも行っているので、基準以下のレベルと判断されたホテルは加盟取り消しとなります。
現在、その厳しいチェックをパスしたホテルは世界80 ヵ国430 軒以上。ほかにもホテルのコンソーシアムはありますが、規模的にはLHWが最大級だと思います。

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今回、ハイライトとして会場で紹介されたのが、LHWの創立85 周年を記念した映画の舞台となった85 軒の加盟ホテルの紹介。映画好きのわたしには、うれしいトピック!うしろにいましたが、思わずググッとスクリーン前に近寄ります。

会場のスクリーンには、記念して作られたショートムービーが。
時代をさかのぼり、モノクロの場面から。
これは、『空中レヴュー時代』 1933年(米国)、リオデジャネイロのコパカバーナ パレス ホテルが舞台。

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オードリー・ヘプバーンとゲーリー・クーパーの『昼下りの情事』 1957(米国)は、パリのザ・リッツ。
大ヒットした『ノッティングの恋人』は、ロンドンのザ・リッツでした。
わたしも好きなホテル、ニューヨークのザ・ピエールは『セント オブ ウーマン/夢の香り』 1992年(米国、英国)でアル・パチーノが若々しいガブリエル・アンウォーを相手に優雅なダンスを披露しました。
最近ではウッディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』が、パリのパラスホテル、ル・ブリストルを舞台にしていたのが記憶に新しいところ。

今年、3月にはイタリア映画、『ヴィアッジオ・ソラ(一人旅)』が公開されます(日本公開は未定)。この映画は、なんと、主人公がリーディングホテルズ調査員という設定!高級ホテルの調査員としての仕事と、日常という人生のバランスを主人公がどう取るか。7 軒のLHWの加盟ホテルが登場するそうです。


85周年記念の映画コラボサイトは、こちら
このサイトが、とてもよくできています。各映画と、そこに登場したホテルの映画の中でのシーンや逸話などが日本語で詳しく紹介されています。映画好きの方にもお薦めです。
もちろん、予約も♪

LHWにはリーワードクラブというメンバー制度があります。
年間150ドルの会費が必要ですが、メンバーになると以下の特典が受けられます。

・1カテゴリー上のお部屋にアップグレード(空室状況によります)
・加盟ホテルでの無料宿泊獲得のチャンス
・無料のコンチネンタル ブレックファスト(毎日、2名様分)
・客室内インターネット接続無料(利用可能な場合)
・リーダーズクラブ会員限定の特別料金
・各加盟ホテル独自のウェルカムギフト
・チェックイン・チェックアウト時刻の優遇(空室状況によります)
・各種のリーダーズクラブ イベントのご案内

さらに、5泊すると1泊無料のアワードがもらえます。

正直、年間に高級ホテルを5回利用できることは少ないかもしれません。ただ、2回利用すれば会費以上のメリットがあると思っています。わたしも円安になる前にかけこみで更新、しっかり活用しています。

わたしのリーワードクラブの利用法は、大手ではない個人経営、ブティックタイプの海外ホテルの予約がメイン。大手は独自のホテルメンバープログラムがあるので、そちらを利用。それ以外のホテルを日本語予約でき、何かあれば日本語のカスタマーサービスが受けられることの利点は大きいです。LHWのサイトから予約しても、各ホテルのオンラインと料金は変わらないので、それも安心感があります。
あ、もちろん、リーワードクラブに参加しなくても、一般としてオンライン予約もできますよ。


とまあ、LHWの宣伝のようになってしまいましたが、
こういう組織があること、活用できるということをもっと知ってもらいたいと思っています。

ホテルもステキですが、
まずは、映画を観に行こうか。
そんな気分にさせるサイトなので、ぜひごらんください。
by naoko_terada | 2013-02-19 19:36 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(2)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅③ ボキューズ・ドール2013 感動の審査結果!
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24名の挑戦者の調理が終了して、審査員が審査結果をわたします。
すべての料理を味わったシェフのみなさん、おつかれさまでした。

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会場も朝からピンとはりつめてたいた緊張感から、解き放たれます。
もちろん、ずっとカメラを構え、フィルムをまわしていた各国のメディアもそう。
審査結果が出る17:30まで一端、会場を離れます。



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ボキューズ・ドールはSirhaという食の見本市の一環として開催されています。
会場には、食材、ワイン、スイーツ、パッケージ、ユニフォーム、調理器具など外食産業にかかわるブースが出展し、関係者でにぎわいます。

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ボキューズ・ドール以外にもさまざまなコンクールが行われ、そのひとつがクープ・デュ・モンド。
国際的な製菓コンテストで、世界のパティシエが腕を競います。
会場にはコンテストで製作された飴細工が飾られていました。

今年はうれしいことに、このクープ・デュ・モンドでも、日本チームがみごと2位を獲得!
※詳細は、こちらを参照ください
上の飴細工が日本チームの作。
非常に丁寧な細工と表現力ある作品として、会場でも話題になっていました。
この熱戦も見たかったです。

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と、会場をウロウロしているうちに、ついに来ました、この瞬間が。
ボキューズ・ドール2013の審査発表です。
うわ~ん、緊張してきました。

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まずは御大、ポール・ボキューズ氏が登場。
会場はスタンディング・オベーションで偉大なるシェフを迎えます。

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続いで審査員、コミッティーたち。
さすがの貫録で登場です。

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さらにサーヴをしてくれたスタッフたちが。
ここで会場からも大きな拍手が響き、彼らの誇らしげな表情が印象的でした。
おつかれさま。

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最後に戦い抜いた24ヶ国のシェフとチームが国旗を持って登場。
会場は割れんばかりの歓声でものすごいことに。
いやがおうにも緊張が高まってきます。
こんなドラマはなかなか味わえないです。

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おまけショットはこちら♪
舞台には各国の賓客も列席。
私の目の前にいらっしゃるステキな殿方。
一瞬、「オーリー(オーランド・ブルーム)?」と思ったのですが、
こちらはスウェーデンのカール・フィリップ王子。
とってもチャーミングな笑顔を頂戴しました。
Tack så mycket!


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審査結果の前には、お約束。
いろいろと別の賞の発表と、エライ方のお話しが。笑

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そこで舞台に登場した日本人の女性。
実は彼女は、前回の「ベスト・コミ」、つまり最優秀アシスタント賞を受賞した方。
なんと、今回、出場している浜田シェフのいるホテルブレストンコートに勤務されています。
今回はハッピ姿で応援にまわっています。

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前回の大泣きの受賞の模様がスクリーンに。
会場で少し、お話しができる時間があったのですが、とてもしっかりとした印象。大きな男性シェフの間で、とても小さな姿ですが、コミとしての存在力は大きいです。

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そして、今回のベスト・コミはイギリスのクリスチャン・カーティス氏が獲得。


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すべてが整ったところで、いよいよ結果発表です。
第三位のブロンズを発表するのは、前回の優勝者、デンマークのラスムス・コフォード氏。
彼は2005年がブロンズ、2007年がシルバー。
そして、ひとつ空けて2011年にみごとゴールドを受賞した実力派。
3つの色の異なるボキューズ像を持っている貴重なシェフです。

彼が、静かに告げる。

「ブロンズは・・・」

「ジャパン!」

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瞬間、わたしもカメラで日本チームを狙いながら、
思わずガッツポーズ。
シェフとチームと、大きくスクリーンに映し出された応援団に、心の中で「おめでとう」を送る。
やばい、泣きそうになる。
いままでいろいろなヒューマンドラマは見てきましたが、
このときほど感動したことはありません。
涙がこぼれないよう、一瞬、上をあおぐ。

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わたしの代わりに、舞台で思いっきり号泣してくれたのがコミの坂下くん。
この瞬間を目標に、浜田シェフとコーチのもと、早朝からの厳しい特訓を耐えてきました。
日本の青年の文句なくピュアな涙に、会場からは心優しい賞賛の拍手が。

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発表は続きます。
シルバーの二位を獲得したのは、デンマーク!
ボキューズ・ドールに出るのが夢だった27歳のシェフの雄叫びと、それに呼応する応援団。

デンマークのチームへシャッターを切り、テレビカメラをまわしながらも、
メディア席がざわつき出しました。
本命とも言われていたデンマークが二位。
では、どこか一位になるのか。

この時点で、周辺ではちらほらと声が聞こえてきていました。
さすが、グルメ界を熟知したジャーナリストが集結するだけあります。

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そして、高らかに読み上げられた優秀チーム。

「フランス!」

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それまでよりもさらに、さらに大きなうねりのような大音響の歓声と拍手が会場を包み、「フランス」の文字がスクリーンに映し出されました。
そう、周辺のメディアたちがささやきあっていたのは、彼ら、フランスチームでした。

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出来上がりを見ただけですが、フランスチームの創り上げた料理はまさにアート。美しさでは、ほかの追随を許さないものがありました。もちろん、味が大事ではありますが、多くのジャーナリストたちをもうならせる美しさであったことは確かです。

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全員、起立してフランス国家、「ラ・マルセイエーズ」が流れます。
なんだかオリンピックみたい。
フランスチームは嬉しいでしょうね。

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ゴールド、シルバー、ブロンズを獲得したシェフの記念撮影。
これが、世界に配信されました。
みんな、いい顔です。
もちろん、ボキューズ氏も一緒です。

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スクリーンには審査結果が出ていましたが、ここでわたしたちは驚かされました。
肉料理と魚料理が別々にポイントされているのですが、
なんと、浜田シェフの魚料理は優勝したフランスを抜いて、ダントツ、トップの842ポイント。魚料理では、世界一の評価を受けたことになります。
すごい。
※すべての審査結果は、こちらを参照してみてください。

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授賞式が終了後、コーチと共に浜田シェフが日本の応援チームのもとへあいさつに。
おめでとうの言葉とハグでぐちゃぐちゃ。
いつもはクールな浜田シェフのこんな表情を見るのはとっても珍しいこと。
わたしも、お祝いの言葉と握手。

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ここに、日本人初のボキューズ・ドール、ブロンズを獲得したシェフが誕生しました。
そして、ここからが浜田シェフの新しいスタート。
さらなる高みを目指して、新しい挑戦がはじまりました。


おめでとうございます!
by naoko_terada | 2013-02-18 03:48 | トラベル | Trackback | Comments(0)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅② リヨンのショコラティエ、セバスチャン・ブイエでマカロン作り体験
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バレンタイン前なので、スイートな記事をひとつ。

リヨンの下町風情の通りを抜けて、訪れたのがセバスチャン・ブイエのショップ。
日本でも大人気のリヨンを拠点にする、ショコラ&パティスリーですね。

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店内はこんな感じ。
こちらはケーキ、マカロンなどの専門ショップ。地元のおじさんがひとりでフラりと買い物に来ていらっしゃるのがカワイイ。

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ショーケースには、カラフルで美しいケーキの数々。
甘い香りが店内に広がり、
もう、同行の食ブロガーさんたちは、うっとり。
イメージカラーのピンクのボックスに、LYON-TOKYOとあるのは、リヨンと東京にショップがあるから。

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日本で大人気のマカロンはたっぷりのコンフィチュールがはみだすほど。
口紅を模したチョコレートは昨年、バレンタインデーにとっても好評だったもの。

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奥にファクトリーがあり、特別に見学させてもらいました。
こちらは、マカロンを作っているところ。
ここで作られたマカロンの3割は日本に行くそうです。
日本人のマカロン好き、おそるべし!

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ひとつ、ひとつを丁寧に若手職人たちが作っています。
日本人女性もパティシエール見習いとしていらっしゃいました。
がんばって!

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若い彼らこそ、将来の名パティシエ、パティエール候補たち。
職人の仕事を見るのは、いつでも心打つものです。

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そして、上のショップから歩いて数分の場所に、チョコレート専門の支店があります。
こちらはもう、Chocolate To Die For (チョコのためなら死んでもいいわ!)という方にはめくるめく場所。ブイエのオリジナルショコラが、ズラリとフルラインアップ。
プライスタグのクリップも板チョコ型という凝りよう。
かわいいです。

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そして、こちらがご本人、セバスチャン・ブイエ氏。
菓子職人の国際協会「ルレ・デセール」最年少メンバーに選ばれたこともある天才ショコラティエ/パティシエ。日本のサロン・デュ・ショコラのイベントから帰ってきたばかりとか。
「はじめまして」と日本語であいさつをしてくれました。

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ショコラ専門店のほうも、さっと見せてもらったあと、さらにそこから歩いて数コーナー。2010年に作ったというラボにある、セバスチャン・ブイエのガトー・エコール(製菓学校)へ。今日はこれから、マカロン作りを教わるのがわたしたちのミッション。所要約2時間。ラボ内には大きなテーブルがあり、すでに用意周到。

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用意されたエプロンとレシピを用いて、まずはマカロンの間にいれるチョコレート・ガナッシュ作り。同行ブロガーさんは、ひょいっとつまんで口に入れてます。こらこら。

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先生はこんな、ステキな方。
フランス人ですが、英語で教えてくれます。熱心に聞き入るメディアチーム。

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アイシングシュガーとアーモンド・パウダーを混ぜ合わせて。

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卵白をミキサーにかけてメレンゲに。

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これらをまぜてマカロン生地を作ります。「空気を入れるようにさっくりとまぜてください」と、先生アドバイス。


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まぜあわせた生地を天板にマカロン型に落としていきます。

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それまでおしゃべりしたり、ブイエ氏と一緒にエスプレッソ飲んでいたりしたジャーナリストたちも俄然、張り切りだします。まるで、幼稚園のおあそび気分で、大小さまざまなマカロン生地を描き出します。

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118℃という温度でオーブンに。
少しずつ、ふくらみ、香ばしい香りが漂ってきます。
お菓子が焼きあがる瞬間は、いつも幸せ。

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待つことしばし。
いい感じに、マカロン生地が焼きあがりました~。大きさはバラバラですが、それも味があります。この日は時間がなかったので色、味はつけないシンプルなマカロンに。少しさましてからトレーシングペーパーからはがしていきます。

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冷蔵庫にいれてなじませてあったガナッシュをはさみ。。。

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じゃん!メディアチーム・オリジナルのマカロンのできあがり!
ひとつ作っては、みんな、口にポイっ。
「う~ん。。。」と悶絶の表情で、味わいます。

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そして恒例の撮影大会。
その場で、フェイスブック、ツイッターにアップしていきます。さすが、食ブロガーさんたち。


セバスチャン・ブイエは日本でも買うことができますが、リヨンでしか買えないスイーツもいっぱい。
また、リヨンのある・ローヌアルプはフランスでもショコラの老舗が多いほか知られざるローカルスイーツが多い地域でもあります。

フランス開発機構では電子ブック「フランス スイーツを巡る旅」をオンラインで配布していますが、これがとってもかわいいブックレットになっていますので、どうぞご参考に。

リヨン観光・会議局の日本語サイトはこちら



ブイエのガトー・エコールはマカロンのほかに、エクレア、カップケーキなどバリエーションもいろいろ。ご興味あればぜひ、リヨンでスイーツ修行はいかがでしょうか。

もちろん、バレンタインデーにも、ですね。




by naoko_terada | 2013-02-08 05:52 | トラベル | Trackback | Comments(0)
DIME「日本のベストホテル86」、ELLE「2泊3日、元気になる小さな旅へ」、婦人画報「京都 ひとり旅」
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年末前後からお手伝いさせていただいた雑誌記事がいくつか出ましたので、ご報告。

まずは、DIME 04号
久しぶりにホテル大特集です。
ラグジュアリーさ、開業したばかりの最新ホテルなども紹介されていますが、実際に泊まれるリアルプライスのホテルや、活用情報などが凝縮。私は7都市のホテルでお薦めをリストアップしたほか、ホテルの会員カードの効用などをお話しさせていただいています。


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婦人画報3月号は、「京都ひとり旅」
京都通の達人たちの情報、ノウハウがたっぷりと。美しきグラフィックと共に堪能できる保存版。わたしは「ひとりで会いに行きたい匠がいます」というところでレコメンドをひとつ。

あ、「日本初公開写真でたどる オードリー・ヘップバーン」という企画もステキですよ。


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最後はELLE 3月号
「2泊3日、元気になる小さな旅へ」

国内外のエルのエディター、ジャーナリストたちによるモードな旅スポットや、プレイフルなリゾートが満載。わたしはLCCで行く海外アジアンリゾートと、こちらのブログでもアップした秋田・大曲の花火大会をレコメンド。



そういえばなんとなく、女性は「ひとり旅」、な気分なのでしょうか。
LCC、手軽な料金だけれど居心地のいいホテルなどを活用して、ふらりとひとり旅を楽しんでください。できれば平日にオフをとって、ぜひ!
by naoko_terada | 2013-02-04 16:33 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
フランス ローヌ・アルプ グルメ旅① ボキューズ・ドールで日本人初の快挙、浜田統之シェフが銅賞獲得!
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copyright(C) Le Fotographe Remise de prix du Bocuse dor2013


1月25日に日本を出発して、昨日まで。
フランス観光開発機構による、多国籍チームでのローヌ・アルプ地方のグルメ取材ツアーに参加してきました。とにかく、パワフルな各国のジャーナリスト、フードブロガーと朝から真夜中まで食べて飲んでという内容。楽しい反面、体力勝負。。。
毎日、その日のことをブログでご報告しようと思っていたのですが、ホテルに戻るのが真夜中の3時近く、などということもあり。

ということで、追って少しずつ、記事にしていこうと思います。


その第一弾としてまずは、こちら!
とっても長いです。
すみません。


フランス料理界において最も権威のある「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」にて、軽井沢ホテルブレストンコート「ユカワタン」の総料理長、浜田統之シェフが日本人初の表彰台となる銅賞を獲得しました!
2005年も挑戦していますので、2回目での快挙。
浜田シェフの料理のファンとしては、本当にうれしく、心から感動させていただきました。


コンテストは2グループに分かれて1月29日、30日の2日にわたって開催。
早朝8時から1番目の国が料理スタート、その後、10分刻みで次の国がスタートして、テーマである肉と魚料理、3種類のガルニチュール(付け合わせ)を作り、審査員にプレゼンと試食を行ってもらいます。
その間、5時間35分。
シェフの腕とプライドをかけた挑戦が行われます。

以下はボキューズ・ドール日本の公式フェイスブックからの引用です。


肉・・・アイルランド産の牛フィレ、肩、頬、テール
魚・・・ラベル・ルージュ認定のフランス産ヒラメ、ヨーロピアンブルー・オマール

今年から新ルールが加わり、魚のテーマ食材の発表は6ヶ月前から2ヶ月前へと短縮され、魚課題に含まれる3種類のつけあわせのうち1種類は自国特有のもの、残り2種類は大会前日に会場内に設置される市場「五大陸のマルシェ」から素材を調達し、その場でレシピを作成し発表しなければなりません。
肉・魚課題とも、合計28人前を5時間半の調理時間の中で作り、味、プレゼンテーション、自国の特長、独自性を基準に評価されます。



29日は順番に
・アイルランド
・スウェーデン
・シンガポール
・中国
・ブラジル
・モロッコ
・オランダ
・フィンランド
・カナダ
・ベルギー
・メキシコ
・ガテマラ

30日が
・デンマーク
・スリランカ
・エストニア(唯一の女性シェフ!)
・オーストラリア
・イタリア
・スイス
・フランス
・イギリス
・アメリカ
・ノルウェー
・ハンガリー
・日本


ポイントは100点満点で、24人の審査員が採点。
内容は、味が40点、プレゼンテーションが20点、母国のオリジナル性が20点で計80点。
これに、クッキング審査員というシステムが加わり、食材を無駄にしないということに5点、清潔さに5点、チームワークに5点、そして魚料理がレシピ通りかというところに5点の計20点が審査されます。

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30日の午前中、仕込みの段階時のみメディアはシェフたちの目の前まで撮影の許可がされました。
各国、シェフのほかにコミと呼ばれるアシスタント、そしてコーチがつきます。
日本は浜田シェフに加えて、コーチにロミュアルド・ファスネ氏。本人もオーベルジュのシェフであるファスネ氏は3回連続、日本チームのコーチを務めてきている日本人の感性、考え方を熟知した頼もしい方。日本の日の丸の腕章が泣かせてくれます。
そして、コミはのっぽの坂下くん。

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こちらは、今回、みごと優勝したフランスのティボー・ルッジェリ氏。
若干、32歳。
今回、私たちも訪れたローヌ・アルプ地方ムジェーヴ出身で、ルノートルで活躍する精鋭。大会にあたりルノートル料理学校を拠点に、フランス料理界の重鎮たちが彼をコーチングしてきたようです。
前回は1位デンマーク、2位スウェーデン、3位ノルウェーと北欧勢が圧勝し、フランス優勝は2007年以来途絶えているので、今年はかなり本気で狙ってきていました。

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日本とは僅差12点で銀賞を獲得したデンマークは、Jeppe Foldager(ジェッペ・フォルダーガーかな?)。わずか27歳。子供の頃からボキューズ・ドールが夢だったという若き北欧のシェフ。いくつものタイマーをセットして望む姿が印象的でした。

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料理開始から、各国のスペースにはクッキング審査員が入れ替わり、時間、清潔さ、レシピなどを細かくチェック。これも、シェフにはプレッシャーです。

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会場はこんな感じ。
一番、後が各国の応援団席。日本は12番目で、一番奥なので星野リゾート、辻料理学校などからの日本人応援もそこに。中間はご招待のゲストたち。最も手前が我々、プレスのスペース。世界中からのTV、ラジオ、新聞など身長高く、大きな外国人クルーたちとの場所取り合戦は、本当に苦労しました。。。
午前中はまったくゆとりのある様子でしたが、本番、審査発表の際は入場禁止になるほどの混雑ぶりに。さすが、フランス料理のオリンピック、ボキューズ・ドールです。

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メディアも大忙し。
審査員や、手の空いていそうなスタッフにインタビュー。
こちらは、私たちも食事をさせてもらった、ムジェーヴのミシュラン3つ星「フロコン・ド・セル」オーナーシェフのエマニュエル・ルノー氏。フランスの審査員として参加です。

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クールな表情で仕込みをする浜田シェフ。
2回目のボキューズドール参加なので、緊張よりも、いかに自分本来の料理を表現できるか。そこに集中しているようでした。


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午前中の取材セッションが終わり、いったんメディアセンターへ。
こういったイベント、コンベンションなどには必ずメディアセンターがあり、登録されたメディアはインターネット回線、プリンター、オフィシャル画像ダウンロード、各種資料などを利用することができます。さらに、コーヒーや軽食などのサービスもあり、今回はランチ、ワインなどのサービスも。もちろん、無料です。
とはいえ、それをのんびり楽しんでいる人は皆無。
みな、記事を配信し、携帯で話し、コーヒーやバゲットをかきこんでは出入りしています。

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ボキューズ・ドールでは各国のポスターが配布され、こちらのコンテストも行われていました。
この中に、日本のポスターと「ベストポスター賞」を獲得した国のポスターがあるのですが、おわかりになりますでしょうか?

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午後、審査員へのプレゼンと試食がスタート。
デンマークから順番に。
男女司会の二人がフランス語と英語で盛り上げます。


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プレゼンの仕方はこうです。
1番目に登場のデンマーク場合ですと、8時に調理開始、13時に魚料理を終了、13時35分に肉料理を終了して、審査員に見せなければなりません。終了時間から3分までは遅れても許されますが、それ以降はNG。一番最後の浜田シェフは、9時50分スタート、魚料理が14時50分、肉料理が15時25分終了というスケジュールです。
最初のデンマークの周辺は、プレゼン担当のシェフ、サービス、そしてライブ中継するTVクルーなどで騒然。加えて、盛り上げる司会者のMCに、応援チームのかけ声など。臨場感と緊張感で、目の前で見ているわたしたちも興奮してきます。

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シェフは料理を14皿分、用意します。
ひと皿は名誉審査員席へ、12皿は12人の審査員へ。さらに、ひと皿はメディア席をまわります。これを狙うカメラ、カメラ、カメラ。

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これは、エストニアだったかな。

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優勝したフランスの魚料理。
花をあしらい可憐。
とてもキレイな仕上がりに見えました。

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タイムリミットとなり、魚、肉料理と各国からプレートが続々と登場しはじめます。もう、こうなるとどれだどの国の料理だかわかりません。後でチェックするとしてメディアはカメラで料理を追います。

プレートで供される肉料理はさすが、の貫録。
このような盛り付けで登場、会場が大歓声で盛り上がります。
これを給仕チームが手際よく、皿に盛りつけて審査員席へ。彼らのチームワーク、仕事ぶりもずっと見ていましたがすばらしかったです。

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ところで終始、緊張感漂う会場ですが、個人的にはこういう脇役スタッフのドラマを見守るのが好きです。給仕スタッフに何やらアドバイスしているのはコミッティー役を務めるミシュラン3つ星シェフのレジス・マルコン氏。緊張しながらもフランス料理界を代表するシェフの言葉に熱心に耳を傾ける若い表情。
若い彼らにもボキューズ・ドールでの給仕体験、一流のシェフとの交流は得難い経験のはず。こうやって、サービスの文化が受け継がれていくのだと思います。
こちらも、がんばれ。

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7番目、本家本元、フランスの登場時は、一層、会場内が湧き上がります。

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フランスの肉料理は、「ベルサイユ2013」というテーマ。
「鏡の間」をイメージしているのでしょうか、ゴールドでまとめた料理はそれはみごと。モダンな雰囲気ですが、バロックでもある。
他の国のプレゼンテーションと比較しても際だって優雅で、美しいものでした。

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と、いうところで日本チームのブースに動きが出てきました。
何やら、和な感じのプレートを持った給仕たちが列に。

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カメラも手元を狙い始めました。

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日本チームのタイムリミットの14時50分をわずかに超えて。。。
「ジャポン!」の声と共に、魚料理が終了。

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応援団がいっせいに湧き上がります。
日本チームの応援は80名ほどだったようです。星野リゾートのスタッフ、ブレストンコートの総支配人、さらにボキューズ・ドール日本チームのこちらリヨンでの受け皿となっていた辻料理学校から。また、ロンドンからも関係者が。

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そしてこれが、日本チーム、浜田シェフの魚料理。
大根、のり、シイタケなどの食材を使用。料理と共にユズの香りの湯気が会場に広がり、メディアたちからも「おおっ」という声が漏れます。浜田シェフらしい丁寧な仕事がされているように思います。

※詳細はコチラを参照ください。


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ナイフとフォークのほかに、箸も用意され、審査委員のどなたかが箸で食べるところが大画面に。日本食が世界でも認知されてから、どこへ行っても箸を器用に扱う人たちが増えていますが、ボキューズ・ドールで箸が登場とは感慨深いです。


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15時を超えて、大会も終盤に。
次々と前のチームが肉料理を仕上げてフィニッシュし始め、今大会、最後のオオトリ、日本の肉料理を待つばかりになってきます。
しかし、審査員も大変です。
12人ずつが、魚と肉料理担当になって24食を試食します。
日本の審査員代表の平松シェフは、「半分は食べるよ」とおっしゃってました。

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13時25分。
日本チームのタイムリミットになりましたが、動きがありません。
流れを見ていてこれなら余裕だろうと思っていただけに、心臓がドキリとします。
絞り出すように「浜田」コールをする応援団と、見守るスタッフ。ここにきて、時間制限の壁にはばまれたくはありません。わたしもファインダー越しに胃が痛くなる思いで、見つめます。
がんばれ。

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緊迫した時間が過ぎ、15時27分。
ついに日本チームの肉料理がフィニッシュ!
大歓声に包まれての登場です。
泣きそうな思いで、いや、泣いていたかも。ほっとする日本人応援団。
もちろん、わたしもです。

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プレゼンされるプレート、なんと、肉を塩釜に入れています。
上にかかっている黄色いのは柚子でしょうか。

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塩釜を開けたところで、歓声。
肉はさらに、葉もので包まれ、藁ひもで巻かれています。
これが、ベテラン給仕たちを手こずらせました。
浜田シェフが、サーヴの仕方を伝えます。このとき、シェフみずからは手を出していけません。的確な指示ができるかも大きなポイントです。
審査が終わってしまったシェフの中には、塩釜に興味を持って、さわったりなめたりする人も(笑)。
みな、日本の料理の仕様に興味津々のようでした。

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日本チームは一番最後という順番にかけました。
審査員の舌が疲れてくるという反面、うしろに残るチームがいない分、じっくりと味わってもらうことができるからです。吉と出るか、凶と出るか。
日本らしさは保ちつつ守りに入らず、攻めていく。
日本チームのそんな姿勢をずっと今回は感じていました。

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なにやら、浜田シェフ、給仕長からOKサインをもらっています。
そして、ガッチリ、握手。

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審査員の試食も終わり、ついにボキューズ・ドールが終了。
浜田シェフの挑戦も終わりました。

すべてを終えて、かけよりがっちり抱き合うコーチのファスネ氏。
わたしは、この光景がボキューズ・ドールの中で最も心に残っています。ぐっと固く抱き合ったまま、しばし動かないシェフとコーチ。静かにそこだけ時間が止まったように静謐な瞬間だったように思います。
ぐっと泣きそうになるのをこらえながら、この一瞬を写真におさめます。

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チームのブースに戻り、コミの坂下くんとさらに女性のコミと抱擁。
その後、大歓声で声援をしてきた日本の応援団にガッツポーズ。坂下くんはもう、泣いてたようだったな。

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目の前でコンテストを見守っていましたが、世界60ヶ国から選ばれた代表24人の精鋭のひとりとして浜田シェフのクールな仕事ぶりとすばらしい戦いぶりに大いに感動し、心ゆさぶられました。そして、コーチをはじめシェフを支えるチームジャパンの健闘ぶりと、シェフとの信頼関係こそ最もすばらしいものだったのではないかと感じています。どの国もすばらしい戦いぶりでしたが、ここまで達成感をもってフィニッシュしたチームはほかにいなかったように思います。
本当にいいものを見せてもらいました。


ボキューズ・ドール・アジア大会を勝ち抜け、このリヨンでの本選出場を決めたのが昨年6月。長く、熱い浜田シェフとチームジャパンの戦いは終了しました。


そして、結果発表へ!
by naoko_terada | 2013-02-02 02:00 | トラベル | Trackback(1) | Comments(0)





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