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商店建築、デビュー!


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今年から、新しい連載がはじまりました。

商業デザイン、建築の業界誌「商店建築」です。


隔月で、コラムを書かせていただいています。
テーマは、海外のホテルやレストランなどでの空間体験を通して、
感じたこと、疑問に思ったこと。
もちろん、建築やデザインのプロではありませんから、
ひとりのゲストとして感じたことを素直に投げかけています。

二回目の今回のタイトルは、

「BGMは、本当に必要か」


気になった方はぜひ、手にとってみてください。




「商店建築」のO編集長とは、数年前からのおつきあい。
おおらかでふところの広い人間性と視点。
ポンっと、アイデアを投げかければ、パーン、と気持ちよく答えが返ってくる。
仕事へのブレがないから、できること。
一緒に仕事をして実に気持ちのいい編集のプロです。


今月号は、シャングリ・ラ東京の特集。
一般誌や、ファッション誌とは異なる
デザイン性で話題のホテルやダイニングを切り取るので、
また違ったおもしろさがあります。


個人的には、壁材や、照明、建築パーツなどの
広告や、物件のディテールを見るのが楽しい。

”既存躯体庇巻き込み木工下地OSUL+回り縁”


なんて表現。
わからないけれど、想像すると楽しい。



あと、意味もなく欲しくなったのがコレ

なんだろう、ピタゴラス機能って。
それも2種類、だそうです。



気になる。。。。
by naoko_terada | 2009-04-30 23:00 | 掲載メディア | Trackback(1) | Comments(4)
スパ、森の匂い、夕暮れの灯り
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フォーシーズンズ テントキャンプのスパは、リゾートの深部、
ジャングルの中にひっそりたたずみます。

スパへのアプローチは、途中、こんな吊り橋から。
夕刻になると、スタッフがひとつずつ灯したオイルランプが置かれます。

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山肌に沿って、木立の中を歩いていくと、スパヴィラが。
わたしが来ることを知っているセラピストが、入口で出迎えてくれます。

マハウト体験を終え、自分のテントへ戻ったところ、
セラピストから電話がかかってきました。

「スパのご予約が6時なのですが、
もし、よろしければ30分、早めにスタートされるのはいかがですか?
そうすれば、お食事前にバーでのカクテルタイムをお楽しみになれますよ」

その彼女が笑顔で迎えます。


スパに入って、思わず声をあげてしまいました。
決して、広いわけではないのですが、そのロケーションにびっくり。
ジャングルの高みに突き出たようなスパヴィラには、
ガラス窓は一切なし。
開け放たれた空間を間仕切るのは、透け感のあるレースのみ。
トリートメントベッドの奥には、木製のバスタブ。
その先は、誰にも見られることのない、深遠なるジャングル。
さわさわと、日が暮れてややぬるくなった空気が森を揺らします。
アンティークな調度品と、愛らしいゾウの置き物が、
素朴でおだやかな空間にとても似合います。

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「では、ここで着替えてください」
と、バスタブの横のスペースを指し示す、セラピスト。
「トイレはここです」
なるほど。
考えてありますね。
使用しませんでしたが、フラッシュ(水洗)の機能も問題なし。

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今回、体験したのは、
シグネチャー・マッサージのマハウト・リカバリー・トリートメント。
大半のゲストがこれを選ぶそう。
当然ですね(笑)。

これは、アロマオイルマッサージに加えて、
ハーブ、レモングラス、ライムなどを詰めて温めたポーチを、
疲れた筋肉にじんわりとあてていくもの。
こうすることで、運動で筋肉にたまった乳酸を取り除き、
筋肉痛やこりを解消します。

環境音楽も、エアコンも止めてもらい、
静寂の中で、セラピストの動きに集中し、深いリラクゼーションの世界をさまよう。
意識の遠くで、巣へと帰る鳥たちの鳴き声が反響している。


たっぷりと90分間、
身も心も解きほぐされて、とろとろにリラックス。
もう、言葉になりません。

しばし、薄暮に沈みつつあるジャングルを眺めながら、
セラピストがいれてくれた熱いジンジャーティーでまどろむ。


着替えを終えて、スパヴィラの外に出ると、テントへの道を示すように、
森の小道には灯りが。
途中、セキュリティのスタッフと出会うと、
「車をご用意しましょうか?」とたずねてくれる。
テントの場所にもよるのですが、
リゾート内は結構、広い。
レストラン、バー、エレファント・キャンプなどはそれぞれ離れているので、
ゲストにはジープが用意されています。
森の中を歩きたい、という時には
スタッフが付き添ってくれます。
特に夜はところどころに灯されたオイルランプ以外はなく、漆黒の闇。
ひとりで歩くのは、ちょっと恐いほど。

でも、この時はまだ、トワイライトタイムのほんの手前。
スパからは遠くない、バーへとゆるりと歩いていきます。
by naoko_terada | 2009-04-25 23:41 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(6)
"FS"で、ゾウに遊んでもらう
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朝、レストランで朝食を食べていると、彼らがやってきた。

お目当ては、たっぷりと盛られたモンキーバナナ。
日によって、顔ぶれは異なります。
今日は仔ゾウも登場で、レストランにいたゲストたちは大喜び!
もちろん、わたしも。
あげてもあげても、次々に伸びてくる鼻。
あっという間にすべてたいらげてしまいました。

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でも、アフリカゾウよりも温厚で小柄なアジアゾウは、
かわいいですね。

ゾウと共に印象的だったのが、
マハウトと呼ばれるゾウ使いたち。
彼らもフォーシーズンズのスタッフです。
軽々とゾウの背に乗り、巧みにこの巨大な動物を操る姿はプロフェッショナル。
ときおりゾウたちに見せる視線が、とても温かい。

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朝食後は、このリゾート最大の特徴、マハウト体験へ。
きれいな英語を話してくれるタイ人のコーチと共に、
リゾートに隣接したゾウたちが暮らす場所へ向かいます。
現在マハウトは7人、ゾウは10頭ほど。

まずは、ゾウとのスキンシップからスタート。
先ほどよりもゆっくりと目を見て、名前を呼びながらバナナをあげます。
ときおり、鼻を撫でてあげたりと、
「これからよろしくね」のコンタクト。
近くで見ると、やっぱり大きい。
こちらも彼らの巨大さに慣れなくちゃなりません。

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その後、スタッフに助けられながらゾウの背中に乗るレッスンが。
初回はゾウを座らせてから乗るスタイルや、足を利用して飛び乗るスタイルなど、
3つの乗り方、そして降り方を学びます。
これが最初はかなり恐い。
何しろ、めちゃくちゃ高い(ように感じる)。
ゾウが体を揺らすたびに落ちそうで恐いのです。

これができるようになれば(できないんだけど、スタッフが助けてくれるので。笑)、
乗ったままで、前進、ストップ、右へ、左へなどの指示をする練習。

ゾウ、ぜ〜んぜん言うこと聞いてくれません。
しょうがなく従うのは横にいる大好きなマハウトが命令するから。
それでも、なんとなく歩いてくれるようになってくれます。
これが、嬉しい!
30分もそうやって触れあってくると、
背中に乗っている恐怖心も不思議と薄らいできます。

ここまでできれば、あとはリゾート周辺のジャングルトレッキングに出発です。
およそ1時間、スタッフ同行で、
ゆっくりとゾウに揺られながらゴールデントライアングルのジャングルを歩きます。
途中、川に降りて、わたしのために汗をかいて歩いてくれたゾウに水をかけてあげる。
ズンっと巨体を水に沈めながら、
サブザブと水をかけてもらい、嬉しそうな表情を見せる。
その後は、背中に乗せてくれる際も少し優しくなったように思うのは、
気のせいでしょうか。
マハウトになったような気分で、ちょっとシアワセ。
写真をゾウに乗ったまま撮る余裕など、当然ないので、
コーチが専属カメラマンに早変わり。
トレッキング中のさまざまなカットを撮ってくれるので、
記念写真もしっかり残せる心配りもさすがです。

今回の発見は、
ゾウの機嫌がいいのか、悪いのかは、耳でわかるということ。
耳を軽やかにパタパタと、振っているときは機嫌がいい証拠。
これに体をゆらす動作が伴えば、もう、めちゃくちゃハッピー♪ らしい(笑)。
逆に、耳も体も動かさずピタリと固まっているときは、
不機嫌、あるいは怒っているとき。
「そういうときは近づかないように」と、コーチが教えてくれます。

頭の上に乗っているとき、
自分の足をゾウの耳の後ろにつけてバランスを取るのですが、
確かに機嫌がいいときは、その耳はとても柔らかい。
それが、マハウトにしかられたり、
大好物の竹林から離れなければいけないときなど、
不機嫌になると、
途端にこわばるのがわかる。

これで、ジャングルでゾウと出会ってもきっと大丈夫。



このマハウト体験、ひとりで滞在しているわたしは、
きっと何人かのゲストと一緒に行うものだと思っていたのですが、
驚いたことに、たったひとり。
わたしのためだけに、専任のコーチ、数人のマハウトをアテンドしてくれていたのです。
後に、GMにうかがったところ、
ここでは、それぞれのゲストごとにパーソナルな滞在プログラムが用意され、
組み合わせることは基本的にない、とのこと。
よほど満室で多忙な際は、そういうこともあるけれど、その場合もバーやレストランで
仲良くなったゲスト同士を見極めて選ぶそうです。

これは、本当にゲストの心情を汲み取った気配りです。
特に遠慮がちの日本人の方は、外国人のペースでツアーが進められ、ちょっと損をした気持ちになることも少なくありません。
カタコトの英語でゆっくりした自分たちのペースで楽しめるのはとても大事なこと。
マハウト体験の印象はこれで大きく変わるはずです。

ちなみに、わたしたちが身につけている作務衣のようなコスチュームは、
伝統的なマハウトの衣装。
別に強制的に着させられるわけではなく、
マハウト体験が終われば、みなさん、かなりおしゃれな服装でバーやレストランに登場。
FSにいらっしゃるゲストは、こういうところは実にスマートですね。



そろそろお尻が痛くなってきた。。。
と思う頃に、タイミングよくトレッキングも終了。
この後は、疲れた筋肉のこりをほぐすための
たっぷり90分のプライベート・スパトリートメントがセッティングされています。

もう、完璧!


フォーシーズンズ テントキャンプでは、ゴールデン・トライアングル・アジアン・エレファント・ファンデーションGTAEFと共に、このマハウト体験プログラムを行っています。

ゾウたちが本来暮らす、ジャングルが開発や伐採などによって減少し、
そのため、バンコクなどの都会で物乞いをしながら暮らすマハウトやゾウは少なくありません。
リゾートではそんなゾウたちの持ち主から彼らを譲り受け、
敷地内にあるキャンプで飼育し、ゲストのためのプログラムに従事してもらい、生活の基盤を与えています。

また、タイの王家と政府によって運営される、タイ・エレファント・コンサーヴェーション・センターTECCへの寄付も受け付けています。
同センターでは、タイ全土にいる不遇な環境で飼育されているゾウや、野生のゾウたちを保護する活動を行い、寄付はそれらの活動に役立てます。
さらに、フォーシーズンズらしいのは、世界的なシューブランドのクリスチャン・ルブタンや、
カリフォルニアの名ワインとのコラボレーション。
特注のクツや、ワインの売り上げを上記の基金に寄付するというもの。
このあたりが、ラグジュアリーブランドたる仕掛けです。

ルブタンのショッキングピンクのサンダルが似合いそうもないわたしは、
リゾートを離れる前に、わずかばかりの募金を。
きちんと日付け、GMの署名の入った、寄付証書をいただきました。




終日、わたしを楽しませてくれたゾウと、マハウトたちへの
ささやかな感謝の気持ちと、その先につながることへの願いをこめて。


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by naoko_terada | 2009-04-24 23:21 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(2)
j-waveで、アジアンリゾート


タイ・ゴールデントライアングルの記事の途中ですが、

明日、4/22、j-waveのお昼の人気プログラム、
M+(ミュージック・プラス)は、アジアンリゾート特集。
その中でコメントさせていただきます。

今回は新旧、とりまぜてお薦め、あるいは注目のリゾートをご紹介。


あそこと、あそこ。
あ、それからアチラもピックアップしました。


出番は、12:30前後の予定です。
ナビゲーターはDJ TAROさん。
リスナープレゼントもあるそうなので、ランチタイムにぜひ、お聴きください。
by naoko_terada | 2009-04-21 00:43 | 掲載メディア | Trackback | Comments(1)
ゴールデントライアングルの"FS"に、潜入

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とうとう、ココまで来てしまいました。

ゴールデントライアングル。
タイ、ミャンマー、ラオスの国境に接するアジアの奥座敷。

目的は、そう。
憧れのフォーシーズンズ テントキャンプ ゴールデントライアングル、タイに泊まること(しかし、最近のリゾートはどうしてこんなに名前を長くするのでしょう。笑)。

ここに来る前、知り合いや友人たち、
そして、フォーシーズンズのみなさんにも言われました。

「ひとりで行っちゃダメですよ」

でも、すみません。
今回はカメラマンも同行しない完全おひとりさま旅。
まあ、気楽でいいのですけどね。


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しかし、ここは本当によくできています。
こんな場所に、これだけの施設を作ったことも驚きですが、
サービスのクオリティ、スタンダードがもう、フォーシーズンズそのもの!
焼き立てのパンの香ばしさから、カフェラテの美味しさ。
瞬時に適温になるシャワーの湯量や、
空間の完成度など。
どこを切りとっても、そのままパリやニューヨークに持っていける質の高さ。
う〜ん、すごい。
アジアのリゾートのアバウトさが嫌いではない、わたしとしては、
あまりの完璧さに逆にとまどってしまうのですが、
同じ日程で宿泊していたアメリカ人のカップルやファミリーたちにとっては、
非日常の中の日常は欠かせない要素のはず。
これこそがフォーシーズンズのゴールデンルールなのでしょう。

ゲストルームはテント式。
「エレファント」、「エクスプローラー」、「バタフライ」など、テーマごとの名前が与えられています。
わたしはレストランに最も近い、No.1のテントに。
ここは「エレファント」。
なので、室内は象をイメージした調度品などでまとめられています。
テーマに沿ったアイテムでそれぞれ統一されていますが、
テントのレイアウトはどれも同じ。大きくイメージが異なることはありません。
唯一、違うのはテントのロケーション。
ジャングルに囲まれたものや、ヌケ感のあるリバービューのタイプなど、
位置によって外に広がるゴールデントライアングルの眺めはドラマチックに変化します。

外に広がるテラスや、屋外シャワー、トイレへの出入りは、
二重のジッパーを開けて行います。
これは、虫が入ってこないためのもの。

驚いたのはまったく期待していなかったゲストルーム内でのインターネットも完備。
それもストレスのない速さ!

ミニバーにはシャンパン、ワイン、ジン、スコッチなどにミキシングアイテムも勢揃い。
滞在はオールインクルーシヴなので、全部、飲み放題。
翌日には、ちゃんと追加も補充されます。
輸入アルコールが高いタイでは、これはありがたいです。
もちろん、ひとりでは飲みきれませんでした。。。。

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スタッフは、およそ100人。
ジャングルに囲まれた斜面にリゾートがあるため、
清掃の際にはこうやって装備を背負って、テントをまわります。
ですから、とても大変な仕事。
でも、みんな顔をあわせると、にっこりと微笑み、
必ず「こんにちは」と挨拶をしてくれる。
無心に花を換えていた女性スタッフにシャッターを切ったら、
驚かせてしまいました。
その後の少女のようなはにかんだ笑顔がまた、初々しい。
こういう瞬間、
滞在中も親身にゲストの世話をしてくれる彼らへの感謝の思いがつのります。


今回の滞在はわずか2泊。
初日は、周囲の森から聞こえてくる動物や鳥たちの鳴き声や物音で、
なかなか寝つけませんでしたが、
それも翌日には慣れてくるもの。

そして、ここの最大のお楽しみが、そう、この彼らに会うこと。

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by naoko_terada | 2009-04-20 03:51 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(4)
バリそば、ばりそば?

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山口県の隠れた、B級グルメのひとつが、ばりそば。

山口の観光振興に熱い情熱を持つ、県庁のK嬢に連れられて、
ばりそばの「元祖」とされる春来軒へ。

シンプルな店内は、ちょうどお昼時。

「並」「大盛り」などとサイズが選べるようで、まあ、初めてなので無難に並を。
お値段は600円なり。

ほどなくして、テーブルにドンと置かれたのは、
「え、これで並?」と思うほどたっぷりのボリュームのばりそば。
皿うどんに似ていなくもないですが、麺は中細。
具はキャベツが中心で、キクラゲ、かまぼこが少々。
あんのトロミは、皿うどんよりも弱く、限りなくスープに近い。
なので、スプーンが一緒に付いてきます。

スプーンで熱々のスープを、ひと口。

おお、美味しい!
じんわりと鶏ガラベースの旨味が広がります。

そのスープをからませながら、麺とキャベツをいただく。
揚げた麺の香ばしさと、シャキシャキの食感を残したキャベツの甘さに、
しっかりとした味のスープがほどよいコンビネーション。
食べても食べても減らない、ボリュームも満足度あり。

ばりそばの名前の由来は、揚げたときに「ばりばり」と音がするからとか、
食べた際にやはり、「ばりばり」と言うから、などと諸説あるそうです。
ずっと門外不出のレシピを守っているそうで、
山口県以外ではなかなか味わえない名物です。

女子ふたりは、ほとんど無言でばりそばと格闘。
「え〜、食べられないかも」
などと言っていたわりには、みごとに完食。


これねぇ、飲んだ後に食べたくなります(笑)。


県内に数店舗、あるそうなので、
山口へ行かれたら、お試しください。
by naoko_terada | 2009-04-16 02:33 | 日本 | Trackback(1) | Comments(12)
こんな、オトナ、いらない


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ひとつ前の記事で、紹介したように。

いい出会いと別れを体験した後に。
こんな酷い光景に遭遇してしまいました。

もう、説明する必要はいっさいないでしょう。
本当に恥ずかしい。

年齢は50代、
搭乗アナウンスと共にまっ先に乗り込んでいったので、
上級マイレージ会員か、上顧客なのでしょう。

飛行機の出発が間近だったため、この立派な紳士の横、背後には、
多くの乗客が待機中。
なかには母親に連れられた子供や、アジア系の外国人も。



日本をダメにしたのは、
アナタかもしれませんね。
by naoko_terada | 2009-04-13 03:37 | その他 | Trackback | Comments(7)
空港で、角打ち
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「角打ち」って、ご存知でしたか?

実は、立ち飲みのこと。
北九州に多いのだそうですが、酒屋でくいっと一杯、飲むことや、
立ち飲みの店舗のことを称するそうです。

知りませんでした。
日本は、深いですね。

なぜ、知ったかというと、
山口宇部空港の2階に、この「角打ち」があるから。
名前は、「角打 鍋島」。
「南風荘」という福祉施設が、施設のみなさんの自立支援を目的に、
昨年から開業。
責任者のTさんが、観光審議会の委員のおひとり、ということで顔を出したわけです。

東京でも立ち飲みは人気ですが、空港内とは斬新。
搭乗ゲートへのセキュリティチェックのすぐ、横。
ここで、かる〜く一杯飲みつつ搭乗アナウンスを待つことができます。

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まずは、山口の地ビール、その名も「萩ちょんまげ」でおつかれさま。
アンバーなペールエールは、英国風ビールでなかなか。
写真はビンですが、ジョッキの生があり600円。

そして、山口の名酒を。
あの、「男山」を造る名酒造、「永山本家酒造場」の「貴」をいただきます。
端麗にして、深い。
グラスで500円、つまみは、かまぼこなど山口の名産が。
食べきりサイズで150円。
スタッフも初々しい接客で、がんばっています。


会議を終え、午後早めの飛行機で東京へ戻る前、
ひとりで飲んでいると、横にとても小柄で品のあるおばあちゃんが。

「あら、こんな所ができたのですね」

福祉施設の自立支援なのですよ、とお教えすると、
「じゃあ、何かいただきましょう」と、ミニソフトクリームを所望。

ジョッキでビールを飲むわたしと、立ちながらのおしゃべりが始まりました。

ここで、生まれ、ここでお嫁に行ったこと。
昔はこのあたりは、海だったこと。
子供も孫も都会に暮らしていること。
ニコニコと、ミニソフトをゆっくりと味わいながら、
初対面のわたしにさまざまなことを話してくれます。

今日は、子供の誕生日なので、大好物の山口のういろうと、
かまぼこを空港の土産店で買って、託送してきたのよ、と嬉しそう。

山口宇部空港の周辺は、大型スーパーなどはありません。
空港の近くにある鉄道は1時間に1本程度。
みな、車を利用して行動します。

でも、この日のおばあちゃんのようなお年寄りにはおっくうなはず。
空港までは、お買い物カートをころがして、ゆっくり歩いて10分ほどだそうです。

彼女にとっては、空港がスーパーやデパート代わりなのです。

たしかに、食品やお弁当などもあり、なるほど便利です。
ちょっとシャレた小物や衣類を扱うブティックや、銀行のATMもあります。
そして、飛行機が発着する空港は、
遠くにいる子供や孫たちとの最も近い場所。
この土地しかほとんど知らない彼女にとっては、
新しい空気を感じ、出会いをもたらす存在なのではないでしょうか。

この日、わたしと出会ったように。



もっと、周囲の人に活用してもらえる地方空港。
便利でもあり、県外の人との出会い、地元同士の出会いを生み出す空港。

山口宇部空港には無料の駐車場があり、隣接して広い芝生の公園もあります。
セキュリティの問題もあるでしょうが、
現存の施設、空間を活用すれば、多くの人に喜んでもらえるような気がします。


東京行きのアナウンスが流れ、
残念ながら、おばあちゃんとお別れ。

「良いですね、こんな場所ができて。良い出会いをいただきました」
丁寧にわたしにお礼の言葉を重ねるおばあちゃん。

また、会いましょうね、と手をふってお別れ。

ちょっとほろ酔いのわたしは、人肌の出会いにも酔いながら、
どんな空港になれば、あのおばあちゃんがもっと喜ぶのだろうかと、
そんなことを考えてみたのでした。
by naoko_terada | 2009-04-05 18:42 | 日本 | Trackback | Comments(7)





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