ガルボトップへ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
雨に旅立つ、人へ
数日前に一通のメールが。

一度だけ仕事で名刺を交換させてもらった方が、カナダの雪山で事故に。
その方の「お別れ会」の案内でした。
今日の夜の開催です。

いろいろ考えた結果、行かないことを決めました。

旅立った方を弔う気持ちはもちろんあります。
でも、正直なところ彼の顔も覚えていない。
そんな私と、本当に仲の良かった友人、仕事仲間のみなさんとは、
あきらかに哀しみの温度差が違う。

歳を取っていくと、「死」に対して敏感になる反面、鈍感にもなる。
冷めるというよりは、諦めに近い思い。
そして、自分を重ねてしまう。
「自分だったらどうしてもらいたいか」、と。

葬儀ではなく、「お別れの会」というものは、残された側の人間のための通過儀礼ではないでしょうか。
その方との思いでを振り返り、その方の生きていた意味を確認し、感謝し、
手を振って別れを告げる。

だから、私は、若くして旅立った彼と、
そして彼との絆を感じているすべての方のことを心に、いつもと変わらない1日を過ごそうと思っています。



明日も生きていく、ひとりとして。
by naoko_terada | 2007-04-16 20:06 | その他 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://naoterada.exblog.jp/tb/6741182
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by hiyoko at 2007-04-18 01:10 x
年を取れば取るほど、こういうことに直面することが増えますよね。
今年に入って、仲良しのご主人が亡くなったり、親友の弟さんが不治の難病にかかってしまったり、これまで以上に身近に死を感じています。
そしてしみじみ思うことは、「元気に生きていられるだけでも本当に有難い」ということ。
「天寿を全うする前に、無念にも死ななくてはならない人たちの分まで、一生懸命生きなきゃ!」って思います。
ちょうど一昨日に親友の弟さんの病気の話を聞いて、たまたまこんなことを考えていた直後、直子さんの記事を読みました。

仲良しの亡くなった御主人もジャーナリストで、亡くなる直前まで取材したりしていました。
死後、仕事仲間が彼の死について書いているのを見つけたのですが、いい仲間に恵まれ、いい人生を送っていらしたんだなーということがよくわかりました。
そういう見送られ方、羨ましく思いました。
Commented by naoko_terada at 2007-04-19 17:19
hiyokoサマ

やはり早く逝ってしまった方々のことを思うと無念さはつのりますよね。そう、だからこそしっかり生きていかなくちゃいけない。
「生き様」という日本語はありません。「死に様」を見れば、どう生きてきたか、わかるもの。「いい人生だったね」と言われるように生きていきたいと願います。
Commented by s-mon at 2007-04-28 11:10 x
昨晩「植木等」さんのお別れ会がテレビで報道されました。
泣く人は無く、笑うのみの模様。
植木さんは喜劇コメディアンだったから。しかし、真の人間性はどうでしでしょうか。陽気な式を植木さんは歓迎したのか?
儀式の有り様を考えます。

寺田さんがあえて、この稿を掲載されたのにつき考えています。
華やかなブログ面なのに。
又、別のコメントを送ります。
Commented by naoko_terada at 2007-04-30 00:02
s-monサマ

こんばんは。
いつもありがとうございます。
知り合いが若くして亡くなることはとても忍びないことです。
亡くなった方が一番望むことは、盛大な儀式よりもずっと忘れないでいてもらうことではないでしょうか。
思い出の中に。
<< 春の宵は、きもので 美味しいトムカーガイ、知りませんか? >>





woman.excite TOP Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイトホーム