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バリ島の神は、細部に宿る
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ただ今、バリ島のガイドブックの改版中。
毎日、新しいリゾートやスパやレストランの情報に埋もれています。

今回は9月に取材を行ったのですが、印象に残るリゾートがいくつか。
そのひとつがザ・チェディ・クラブ・アット・タナガジャ
有名なチェディの新しいリゾートで、ウブド近郊の寺院ゴアガジャの近くに誕生。
ガジャって、インドネシア語で「ゾウ」という意味。
なので、リゾートのいたるところにガジャが。

ゲストルームはヴィラタイプ。
すっかりスタイリッシュなリゾートが主流となってしまったバリで、昔ながらのバリらしさを残していて逆に新鮮。派手さがなく、初めて訪れてもどこか懐かしく、落ち着いた気分にさせてくれます。
そう、ここがすばらしいのは空間の持っている清々しい「気」。
周囲はのどかな田園風景で、ヴィラのすぐ脇に青々とした稲穂が広がる美しさは、
日本人のDNAに深く焼きつきます。
スタッフの方が、「どんなに忙しくてもここではみな不思議とハッピーに働いています」
とおっしゃるように、おだやかで平和な空気感に満ちあふれている。
バリで取材していると、「ああ、ここはいい場所だ」と感じることがありますが、まさにそのひとつ。

田園を望むリゾート内のスパの撮影をしていると、あぜ道を歩いてくるイブ(おばちゃん)が。頭に大きな袋を乗せて歩く姿が稲穂に重なり、いい感じ。
普通、一般の方の写真を撮るときは「ボレ・フォト(写真を撮ってもいいですか)?」と聞くのですが、微妙に遠くにいるのでそれは無理。
でも、思わずカメラを向け望遠で撮り始めると・・・・。

歩いていたイブが立ち止まってこちらを見ている。
遠いので顔の表情がわからない。
「怒っている?」
とっさに思いシャッターを切るのをやめた。
やはりいきなりカメラを向けるなんて失礼なこと。
それでなくても、1泊数百ドルもする高級リゾートから外国人が汗水しながら田植えをする姿を見ているのですから。
怒るのは当然のこと。
「感性」のない取材・撮影のやり方を自分自身に反省した出来事でした。

取材後、東京に戻り全データをパソコンでチェック中。
イブの写真が出てきたので、どんな表情だったのかと、拡大してみて驚いた。

彼女は笑っていたのだ。
自分を撮っている日本人に気がつき、写真が撮りやすいように立ち止まってくれたのだ。
想像力のなさを恥じ、バリニーズの心の温かさに思わずホロリ。

神々の島といわれるバリ島ですが、やはり神は細部に宿っているのでしょう。
by naoko_terada | 2006-11-25 22:48 | トラベル | Trackback | Comments(10)
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Commented by paradise_sty at 2006-11-26 01:19
寺田さん、こんばんは。
9月はバリに取材に行ってらしたのですね。
9月はまだ乾季でとても過ごし易い気候ですよね。
そして、チェディクラブ。
私にとってココはとても大好きな場所です。
数多くあるバリのホテルの中でも、1,2を争うくらい好きなホテルです。
ここのレストランでぼーっとコピをすすっていると、とても穏やかな気持ちになれます。
4月に初めて滞在してとても気に入り、10月のバリで再び滞在。
1年で2回も行ってしまいました(笑)。

バリニーズの方々は、『ボレ サヤ アンビル フォト?』と一声かけると、大概『ボレ~』と、とびきりの笑顔で答えてくれますよね。
子供達の笑顔のかわいいこと!
寺田さんのイブのお写真のお話にも、じーんときてしまいました。
バリの魅力はホテルが素晴らしいことももちろんですが、バリヒンドゥーに培われた人々との触れ合いも大きな魅力ですよね。

寺田さんが監修されたバリ島のガイドブック、楽しみにしてますね。
Commented by carambola at 2006-11-26 09:27
ニアミスだったウブドでの取材ですね~.
でもチェディにお泊まりではばったり会うことも少なかったかも?
センターをはさんで南北に思いっきり離れてますからね.

バリは,パワーアイランドとかいいますけど
本当にそうなんじゃないかな,って.
あそこに行くと優しいパワーが体中に充填されるんです.
それは本来島の持つ力に加えて
そこで暮らす人々の心,そしてそのナチュラルさが
スパイスになっているんだと.

普段クヨクヨ悩んでることなんてちっちゃいなぁ…って
少なくともバリにいる間は感じさせてくれる
我々とは違い「心が病んでいない」彼らとの交流が
何よりの癒しになってます.

あ~,そろそろバリにパワーチャージに行かなくちゃ(笑)
Commented by angel-hokkaido at 2006-11-26 13:02
しばらくごぶさたしておりました、北海道のエンジェルです。こんにちは。
利尻島に仕事場を移したのですが、そこの部屋がパソコンに接続できない環境で、自分のブログもケイタイでなんとか更新している状態です。
寺田さんお元気そうで何よりです。見ていなかった過去記事、全部見ました!
ボクも仕事場は変わりましたが、クレドは大切にしています。
Commented by daniella at 2006-11-26 16:37 x
お疲れ様です。寺田さんのこういう旅先での出会いのこぼれ話が
大好きです。ウブドの空気も一緒に思い出され、心にスッと爽やかな
風が吹いたような気持ちになりました。

チェディ、リンク先を覗いてみましたが、素敵なリゾートですね。
ブルガリホテルも行かれましたか?!とびきりExclusiveなお値段で
ご縁がなさそうですので、寺田さんのレポートで気分だけでも・・・。笑
Commented by たんぽぽ at 2006-11-27 15:35 x
バリ島はインドネシアの中でも特に神々を大切にし、昔からの風習も濃く残っているような気がしますが、昔からの教えには、何か懐の深さを感じますね。

私はバリ島ではリゾートなホテルに泊まったことがないので、ウブドのヴィラなんて憧れます~。
Commented by naoko_terada at 2006-11-29 04:39
paradise_styサマ

おお、そうだったのですねー。
あのレストランは本当に心がやすらぎます。
シェフも若いですが才能とモチベーションのある方。
取材ながら誰もいないダイニングで担当の方と田園風景を見ながらの~んびりしてしまいました。
でも、1年2度の訪問はなかなかのものです。
Commented by naoko_terada at 2006-11-29 04:42
carambolaサマ

実は今回は取材オンリー。
泊まってないのです。
残念。
次回はぜひ滞在しようと思った貴重な1軒です。
あのね、ミニバー利用が無料なの(というかインクルーシブ)!
もちろんアルコールも、キャラフェに入ったポート酒とかもあるのですよー。お酒大好きな鯔さんにはグッドなお宿です。
ハイ。
Commented by naoko_terada at 2006-11-29 04:45
angel-hokkaidoサマ

ウエルカムバック!
どうしてるかなー、と思っておりました。
元気にがんばってるのだろうと。
北海道はもうすっかり冬でしょうね。
私は本日からタイにまいります。
ご自分のお宿を開業されるのを楽しみに待ってますよー。
クレドを心にがんばってくださいね!
Commented by naoko_terada at 2006-11-29 04:47
たんぽぽサマ

バリのリゾートは本当にバリエーション豊富なので楽しいですよ。
絶対、好みの1軒が見つかるはず。
でも、みなさんがおっしゃるようにバリが深く私たちの心に宿るのは、すてきなリゾートやスパではなく人。
そして、大いなるパワーを秘めたバリ島そのものの存在感なのだと思います。
Commented by naoko_terada at 2006-11-29 04:51
daniellaサマ

ありがとうございます。
世界を旅するチャンスを幸運にもいただいているのですから、自慢話にならないよう。「旅っていいよね」というキーワードをみんなで確認しあえるような、ささやかな出来事をお伝えできれば嬉しいことです。
ブルガリは・・・・・。
実はいろいろありまして(苦笑)。
このブログはハッピーなことだけをアップしようと思っているので、おそらく登場してこないリゾートになるかと思います(笑)。
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