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1年ぶりの、スリランカへ
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およそ1年ぶりのスリランカ。

今回は旅行会社のスタッフのみなさんと一緒の、いわゆる視察ツアー。
リゾート、アーユルヴェーダ、サファリ、ショッピングと、
スリランカの魅力満載のステキな内容。

日程では首都コロンボから、スリランカ航空が行っているエアータクシーと呼ばれる水上飛行機を利用して南東のヤラ国立公園まで移動、という予定。

でも、わたしは南の海岸線を通って、1年前、津波の前に訪れた場所がどうなっているか、
それが知りたかった。
そこで、単独、車をチャーターして陸路で移動することに急きょ、変更。
目的地は、我がうるわしのアマンウェラ
スリランカ初のアマンリゾートです。

翌日早朝、用意されたのは、スリランカ人の若いドライバーが運転する日本車。
コロンボからアマンウェラまでは、約4~5時間。
「日本人はあんまり乗せたことないなぁ」と、やや不安げなドライバー。
ふたりでのちょっとしたドライブ旅行に出発です。

津波は海岸線のおよそ2/3というとてつもない規模で、スリランカを襲いました。
1年近くが経過し、復興はかなり進んでいると思っていたけれど、
海岸線の道路沿いにはいまだ、崩壊した家々が並び、人々が暮らすテントが点在。
飛行機ではあっという間に通過してしまう、わずかな距離のなかでも、
さまざまな人たちが暮らし、日々を送っていることを、あらためて実感します。

午後も過ぎ、どこかでランチを、ということで、
ドライバーがヨーロピアン観光客ご用達のレストランへ連れていってくれることに。

テーブルに案内されて座ると、ドライバーが
「ボクはレストランがまかないを食べさせてくれるから、向こうで食べるよ」と言う。
まわりを見ると確かに、ヨーロピアンは自分たちで食事をし、
連れてきたガイドたちは奥に消えていく。

そこで、わたしは
「向こうで食べたいならいいけど、もしよければ一緒に食べない?ごちそうするから。その代わり、スリランカのこといろいろ教えてくれない」と聞いてみる。
「OK」と言って、彼も同じテーブルに。
ダール(豆カレー)、カンクン(青菜)の炒めもの、それにライス。
彼はスリランカではおなじみのジンジャービール(美味です!)、わたしはセイロンティー。
同じ皿から料理を分けあい、津波のこと、仕事のこと、スリランカのこと、日本のこと。
そんなことをあれこれと食べながら、話す。

しかし、レストランにはドイツ人、イタリア人などヨーロピアンの観光客が多く、
彼らの戻りの早さには驚かされます。
人々の生活が元に戻るにはまだ時間がかかるでしょうが、
道路、鉄道なども再開し、ホテルやリゾート、レストランなど観光要素は迅速に復興。
再生したスリランカのパワーを感じます。

食事を終え、ウェイターに会計を頼むと、
ウェイターがドライバーに地元の言葉で何かつぶやく。
「ボクの分は払わなくていいそうです。ミス、アナタの分だけで結構だそうです」

ウェイター、ドライバーともにわたしを見ながらニッコリ、笑う。

レストランのトイレの横の壁に、津波の高さが青いチョークで示されている。
今回、わたしが撮った唯一、津波を象徴する写真です。

崩壊した家々も、人々が暮らすテントも、打ち上げられた漁船も、
津波に関するものは、今回、いっさい撮らなかった。
必要ないと思ったから。

それよりも美しいビーチ、光り輝く太陽、すてきなリゾート、
そして、なによりも美しいスリランカの人々の笑顔。
そんなことに目を向け、伝えていきたい。

それが、スリランカの魅力だから。
by naoko_terada | 2005-11-27 16:34 | トラベル | Trackback | Comments(13)
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Commented by stutiyi at 2005-11-29 01:29 x
Ayubovan !
私の積立が貯まるより、
寺田さんが行かれる方がやはり早かった、スリランカ (笑)。

THUNAMIの高さ、やはり驚異、そして脅威的ですね。
しかし、前向きなところに目を向けたい。やはり、語源どおりの「光り輝く島」であって欲しいですね。
あぁ、豆のカレーやゴダンバを現地で食べてみたい!!

プレゼント企画のTB、ぎりぎりになりそうですが、すべりこませていただく予定です。よろしくお願いします。
Commented by こはるびより at 2005-11-29 13:35 x
こんにちは!
スリランカ!!  読んで想像しています。 
津波の高さが青いチョークで示されているレストランの壁。
美しいビーチがあるんですね、輝く太陽も。 笑顔も。
行ってみたいです、スリランカ。

 
Commented by carambola at 2005-11-29 14:04
津波のニュースはほとんど報道されなくなってしまいましたが,
でもまだまだ被災地では続いているんですね.
前向きなニュース楽しみにしてます!
Commented by naoko_terada at 2005-11-30 01:15
stutiyiサマ

お久しぶりです!
お元気ですか~?
すみませ~ん、先に行ってきてしまいました(笑)。

スリランカは、元気。
輝きは決して失われていませんでした。
それを曇らせないためにも、わたしたちが観光に行き続けることが大事。
そう思いました。
だから、積み立て、がんばってくださいね!

プレゼント応募もお待ちしております。
Commented by naoko_terada at 2005-11-30 01:18
こはるびよりサマ

津波は大きいところでは内陸部1kmあたりまで到達したようです。
見たところ、ヤシの並木がオンザビーチに続くところは被害が少ないように思いました。

守ってくれたのでしょうね。
Commented by naoko_terada at 2005-11-30 01:21
carambolaサマ

こんばんは。
スリランカの記事は別のサイトで近々、ご紹介させていただきます。
ぜひ、お楽しみに!
明るくポジティブに。

これが大切ですよね。
Commented by moccasin88 at 2005-12-03 11:56
こんにちわ。
復興が進んでいるようで、よかったですね。

旅行者が帰ってきて、街に活気が出てくるのは地元の方にとっても旅行者にとってもいいことですね。
Commented by amamori120 at 2005-12-04 00:45
昔、上野も遊び場所の一つでしたが、あるクラブにスリランカの女子がいました。 とても立派な顔立ちの娘さんでした。 首都名が、長くて覚えられなかったことを覚えて?います。
TUNAMIで大変なことでしたが、復興は遅れているんですね。
一度は行ってみたい国です。いまだにセイロンという国名の方がピンと来ます。
Commented by gazelle-aw at 2005-12-05 22:58 x
途上国でドライバーを雇った時にドライバーと食事をしたい気持ち、すごく共感です。お金でお願いしてるとは言え、ご縁があって一時を共に過ごして頂く、ともするとその国で一番長い時間を共にする現地の方ともなりますもんね。
スリランカ、子供の頃に社会科の授業で、首都の名前は覚えなくて良い、と先生に言われて今でも忘れられない”スリジャヤワルダナプラコッテ”の国ですね。今は、コロンボと大変覚えやすくなってしまいましたが。人々に笑顔が戻ってくるのは、何より嬉しいですね。
Commented by naoko_terada at 2005-12-06 10:02
gaelle-awサマ

実はコッテ(首都名が長いので省略してこう呼んでます)は、コロンボとは違うのです。コロンボの近くにある都市。
たしか、「勝利の街」というような意味を持っていたかと思います。

パリでもスリランカの雰囲気を楽しむ方法をお教えしましょう。
日本発信のスリランカのインターネットラジオがあります。

http://jnine-it.com/J9Radio/

日本語、英語、シンハラ語などのプログラムがあり、
なかなか異国情緒がありますよ。
ぜひ、聴いてみてくださいませ。
Commented at 2005-12-07 17:09
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 摺茶屋 at 2013-07-01 17:53 x
直子さん、はじめまして。スリランカには、イタリア人も多く来ているのですか?モルディブにイタリア人が大勢やって来てバカンスを楽しんでいる、ということは前から有名ですが、内戦の終結で今後大いに観光の発展が期待されるこの国にも、イタリアからの観光客が他の欧州各国人と同じように増えているのでしょうか?
Commented by naoko_terada at 2013-07-01 18:17
摺茶屋サマ
はじめまして。
この記事は2005年当時のものです。わたしもこのあと、1度ほど訪れたあとは、ここ数年、スリランカにはうかがっていませんので最近の実情はわかりません。すみません。
ただ、内線はあるにしても人情ある国民性、世界遺産などの史跡、美しいビーチなど非常に魅力の多い国でもあり、スリランカを愛する方々は少なくないと思います。
おおいに観光産業で発展してもらいたいですよね。
答えにならずすみません!
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