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今回の地震・津波災害は海中をも劇的に変えてしまいました。 シミラン島はプーケットの中でも人気の高いダイビングポイント。ここを愛するダイバーたちも多いはずです。このポイントの一部のサンゴにかなり大きな被害が出ました。 現地のダイビングショップ、ダイバーたち有志が協力したサンゴ復旧クルーズがあります。 第一回目は今月17日から。そして第二回目が3月21日~25日に行われます。これはタイ政府公認のプロジェクトで、すでに復旧したサンゴがきちんと根付いているかなどの追跡調査が中心となります。 参加は無料。プーケットまでの交通費、宿泊代は参加者の負担。その他条件がありますのでJTDNET(ジャパンタイランド・ダイビングネットワークのサイトをご覧ください(エキサイトブログですよ♪)。 また、クルーズに参加できない場合でも、もし興味があれば募金を!クルーズの費用はすべて有志のダイビングショップ、ダイバーたちでまかなっているのですが、日本人観光客激減のため資金にも限りがあります。 今回、プーケットを訪れて驚いたのが海と砂浜の美しさ。地元の人たちも「20年前のプーケットが戻ってきたよう」と口をそろえて言っていました。 テロ、戦争と異なり自然災害は地球のサイクルのひとつ。それに抗うことはできません。 目の前に広がる海の美しさは悲しいほどにきれいです。犠牲になった方々には申し訳ありませんが、自然のもたらした浄化作用としか思えないほど。 自然の厳しさ、強さ。そして人間のはかなさを痛感します。 プーケットのダイビングシーズンは5月まで。その後はオフシーズンとなりダイビングショップも仕事が激減します。そんな中で、あえてサンゴ復旧クルーズを行うのは、やはりプーケットの海を愛する想いから。 ダイバーのみなさん、ぜひご参加を!
by naoko_terada
| 2005-02-15 13:23
| その他
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Comments(18)
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from シンガポール絵日記
at 2005-02-15 14:12
タイトル : タイ航空の対応は?
寺田直子さんのハッピー・トラベルデイズから プーケットのサンゴ復旧クルーズ参加募集!へトラックバックします -------------------- ハッピー・トラベルデイズでタイ航空の「LOVING PHUKET」と言う写真が紹介されている しかし、実際にタイ航空がやっていることは、プーケット便の大幅削減である 今回、私が利用する予定だった、シンガポーループーケットという路線も休止され TGで行くためには、SIN-BKK-HKTと言う、むちゃくちゃな遠回りを強いられる ...... more
Tracked
from まもあんのタイニュース
at 2005-02-15 19:51
タイトル : 「被災からの克服」 珊瑚調査と人口珊瑚 【スマトラ沖地..
2004年12月26日。 スマトラ沖地震はタイ南部に津波被害を与えました。 2005年2月現在、タイ南部の復興は地域差はありますが、 進んでおります。観光地プーケットは今順次整備され、再び 明るい雰囲気で観光地として蘇ることを願っています。 「被災からの克服」 このテーマで、最近のタイの状況をご紹介していきます。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 津波の被害は地上だけではなく、海中にも及んでいます。 被災日2004年12月2...... more
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kaonoi
at 2005-02-15 14:52
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寺田様、私は4日~10日までプーケットでダイビングを楽しんできました
まだまだ観光客の数は少なく、私の乗った28人が泊まれるサファリ船も 客数はわずかに8人と、寂しい限りではありましたが その分、殿様気分のゆったりとした時間が過ごせて、たいへん楽しかったです 私自身は、プーケットからほど近いシンガポールという国で働いているため 今後もプーケットには通い続けたいと思っています (津波当日も、パトンにいました)
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naoko_terada at 2005-02-15 15:01
kaonoiサマ
クイックレスポンスなコメントありがとうございます! わたしはシュノーケリング派なのですが、プーケットの海の美しさを今回あらためて実感いたしました。 当日、パトンにいらっしゃったのですね。おそらく当日の凄さを考えれば現在のパトンの迅速な復活は感動ものではないでしょうか。 シンガポールも暑そうですね。 オーストラリア人の友人がいて遊びに行こうと思いながらなかなか・・・・。 今晩からミュンヘンに飛びます。
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kaonoi at 2005-02-15 16:58
おぉ、これからドイツですか、お仕事とはいえ大変ですねぇ
津波前後の様子は多くの方同様、ブログにまとめておりますが 現地の方の尽力によって、思いの外早く復興していると思えます 大事なことは忘れないことだと考え、今後も通い続けていきたいと思いますね
こんにちは。
昨日からwestくんと二人でバーチャル居酒屋をやっています。お客さんもぼちぼちと来ているので、是非このニュースを皆さんにお知らせしたく思いました。 もしよろしかったらTBしていただけますでしょうか。 私もあちらでダイビングをしたこともあり、とても他人事とは思えません。家族の世話というしがらみから どうしても行くことができず、せめておしらせだけでも協力できればと思っております。 hanabayだけでなく、それぞれの本家blogへもTBかけていただければ幸いです。 お待ちしております。
海がきれいになった・・・というのは聞きました。でも海中のさんご礁への被害は大きい個所も多数あるようで海を愛するダイバーさんの気持ちも辛いところですね。タイ当局も人口さんご礁計画を進めているようですが、将来的にまたきれいで立派なさんご礁となりますことを願います。まもあん
日本人による「サンゴ復旧クルーズ」の第一回目、明日から行って来ます。しかし、実際には“修復作業”はかなり終了段階に入り、今後は長い目で見ての育成と、そのための調査が主体になります。環境が悪化してサンゴに被害が出たわけではなく、一時的な自然災害ですから、同じ環境の中で、サンゴは自然に成長して行きます。すでにエダサンゴの折れ口からは、新しい萌芽?が伸びています。我々人間は、それを手助けするだけ。今はその気持ちが大切なんだと思います。
最後に寺田さんとはプーケットですれ違いになった事、残念でした。次はもっと落ち着いた頃に、是非またお出で下さい。経時変化を見る事も大切だと思いますので。
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pretty-bacchus at 2005-02-19 04:36
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naoko_terada at 2005-02-19 23:20
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naoko_terada at 2005-02-19 23:22
まあもんサマ
プーケットで写真を見せてもらったのですが、サンゴは根元から津波の威力でひっくり返っているものが多かったようです。それを特殊な接着材でなるべく自然に近い形で元にもどす作業を行ったそうです。
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naoko_terada at 2005-02-19 23:26
MARCYサマ
プーケットではお会いできず残念でした。でも宮下さんの切実なお話を実際におうかがいでき、大勢のメディアの方たちと同様に心を動かされました。今後もわたしのできるスタイルで応援をしたいと思っています。 もちろん、プーケットにもまたうかがいますよ!楽しみにしています。
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naoko_terada at 2005-02-19 23:29
pretty-bacchusサマ
コメントありがとうございます。美味しいワインは人と人の心をつなぎますよね。大切な人との時間を紡ぐステキな飲み物だと思います。最近、そういう時間がなく残念ですが(笑)。
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hana_bay at 2005-02-19 23:34
お返事ありがとうございます。
よろしければ、こちらの記事をトラックバックしていただけると、サンゴ復旧クルーズにお客さんがすぐアクセスできると思います。 微力ですがよろしかったら。TBURLは http://hanabay.exblog.jp/tb/762076 お待ちしてます。シンハー入れましたよぉ!!
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hana_bay at 2005-02-20 01:00
TBありがとうございます・・・といいたいところなのですが、記事がなくなっていて空っぽです。この記事自体を飛ばしてくださっていいですよ。
この記事の編集から 一番下のトラックバックURLに http://hanabay.exblog.jp/tb/762076 を入れて送信。そうするとこの記事が こっちの居酒屋に飛んできます。 居酒屋からもリンクさせていただきました。もちろん本家からも。
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hana_bay at 2005-02-20 01:11
今度はばっちりです。
参加者が増えること祈っております。 そうそう 食べ物、飲み物、景色もTBお待ちしてます!TBがblogの最大の利点ではないかなぁと思うので、何とか活用する方法を模索中です。 飲みにいらしてね☆海外からだってOKですよん。
スリランカからブログしてます。クルーズ、興味深く読みました。観光当局、迅速に動いていますね。スリランカはまだ、復旧と観光は民間主導で小規模です。地元活性化には、不可欠ですよね!!
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naoko_terada at 2005-03-02 23:28
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e_bund
at 2005-04-12 10:54
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こんにちは。
タイミング的にかなり遅いですが、書き込みします。 この記事を読んで思い出し第2回サンゴ復旧クルーズに参加してきました。 1回別方面からクルーズのことを知った後考えてみようと思っていたのに、日常に追われ忘れてしまっていて・・・思い出させていただいたことに感謝です。おかげで、急だった割にはうまく参加でき、現状を見ることができ、復旧活動にも参加でき、プーケットが元気なのも確認することができました。ほんとに、行けてよかったです。 一日でも早く現地がもとのように、お客さんでいっぱいになりますように・・・
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naoko_terada at 2005-04-13 02:13
e-bundサマ
コメントありがとうございます。 楽しくクルーズ参加できたようでよかったです。まもなくダイビングシーズンも終わると聞いています。今回のオフシーズンはどのダイビングショップも経営的に厳しいことだと思います。静かな時期を過ごした後は、また多くのダイバーでにぎわうことを願うだけです。 先週、プーケットに行ってきました。ブログで更新しましたのでごらんになってくださいませ。 楽しいですよ。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ツイッター ブログパーツ
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