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ブータンのろうあ学校を訪ねる
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ブータン4日目。
この日は、ブータンに2ヶ所あるろうあ学校のひとつを訪問。
ここはウマパロが独自で支援する学校です。
ウマパロの新任GMのジョルジュさんも同行します♪

ウマパロから車で40分ほど。
どこかで見た場所だなぁ、と思ったらアマンコラの近くと判明。
校庭の背後には、7314mの霊峰チョモラリが顔をのぞかせ、
子供たちを見守っています。

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このろうあ学校が開校したのは、2003年。
わずか3人の生徒だけで始まりました。
その後、ワンチュク王妃列席のもと、新しい校舎が親切され、
7歳から15歳の男子生徒12人、女子生徒10人が入学しています。
ボーディングスクール、つまり寄宿制の学校で、
子供たちはここで生活を共にしながら学んでいます。

二階建ての校舎に、学年ごとのクラスが並び、
活気ある授業風景です。
もちろん会話ではなく、使用するのは手話。
それでも、子供たちの熱気は伝わってきます。

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授業はすべて英語です。
その理由は、ブータンの学校では英語での授業が義務づけられていること。そして、手話にせよ幅広く他者とコミュニケーションが図れるようになることが子供たちにとって大切である、との考えによるからです。地方によって言語形態が大きく異なるブータンでは、英語を身に付けることが社会とのコミットに最も有効なわけですね。
ブータンの国語であるゾンカ語で教えるのはその後。

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図画の授業は、JICAから派遣されていた日本人女性が先生として教えていました。
ブータンを旅していると、いろいろな場所でJICAの方をお見かけします。
海外でこうして活躍している日本人方を見ると、とても頼もしく思います。

アンパンマンもブータンで人気者?
キティちゃんは、みんな大好きです。

ウマパロでは、一度、生徒をホテルのプールに招待しました。
プールで泳ぐなんてブータンの子供たちにとっては初めての経験。
泳ぎ遊んだ後は、おいしいランチをいただいたようで、
楽しい思い出が忘れられないよう。
そのときの様子を絵に描いています。

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授業風景の見学の後、
併設されたベーカリーと作業所を見せてもらいました。

ろうあの子供たちは学校を卒業した後、
仕事を見つけ、生活を安定させていくのが課題です。
高学年になると、パンを焼いたり、工芸品を製作するなどの実習を通じて、スキルを磨いていきます。製作されたものは、寺院や土産物屋などに納品し、収入を得ます。

最後、校長室で温かい紅茶と、生徒たちが焼いたクッキーをいただきます。
これが、素朴な甘さでとても美味しい!
同行したウマパロのGM、ジョルジュが、
「クッキーや工芸品など、ろうあ学校の生徒たちの作品としてリゾートのブティックで販売してはどうでしょう」

なんてナイスな提案!
私も、一緒にいたウマパロのガイドもいちようにうなずく。
もちろん先生たちも。


この学校ができるまで、
ブータンにはろうあの子供たちを教育する場所はありませんでした。
家族とのコミュニケーションもとれないような子供たちは、
お荷物であり、単純な労働力としかみなされないことも多かったと言います。

子供たちが平等に教育を受けられる環境を整えると共に、
バランスを持った観光開発によりホテルやレストランなどでの雇用の機会も増えます。



わたしたちがブータンを旅したその先に、そんな未来があるとステキですね。


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by naoko_terada | 2011-01-09 00:37 | トラベル | Trackback | Comments(2)
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Commented by carambola at 2011-01-16 22:41
作品やパンなどを安定して受け入れてくれる場所がいくつかできれば
働く場としての作業所を開設することも可能ですね.
何かを与えるなどの一方的な援助ではなくて,
彼ら自身が自立出来るように手助けすること,
それが本当の意味での援助ですよね.
クッキー,見るからに素朴そうで優しい味がしそうです.
Commented by naoko_terada at 2011-01-17 07:30
ブータンは「国民総幸福量」でよく語られますが、
そうはいっても格差はあるはず。
将来を輝かせる存在の子供たちには限りなく、幅広い可能性を持たせたいですよね。
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