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ソトコトで、プロジェクト・エデン


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今月のソトコトで、8pにわたり、
西オーストラリア州の固有種保護プロジェクトについての記事を書いています。

プロジェクトの名前は、「プロジェクト・エデン」。

ヨーロッパからの入植によって持ち込まれた疫病、
犬やネコ、キツネなどの外来種の繁殖により、絶滅が危惧される、
オーストラリア大陸固有の動物(主に有袋類)を保護するのがその目的。

プロジェクトが行われているのが、
世界遺産である西オーストラリア州シャークベイ。
野生のイルカが訪れるモンキーマイアで有名な場所です。

この、「プロジェクト・エデン」の存在を知ったのは、10年ほど前。
非常にユニークな方法で、固有種の生息地を保護し、繁殖させていることに、
とても興味をおぼえ、いつか記事を書きたいとずっと心に温めてきました。

取材は今年の1月後半。
週刊文春のタスマニア取材にあわせて、その前に西の取材に行くというかなりハードなスケジュール。
どちらも持ち込み企画のため、段取りはすべてわたしが。

今回の大きな課題は、「プロジェクト・エデン」を統括している、
西オーストラリア州の環境保護局からの撮影許可をもらうこと。
シャークベイは世界遺産でもあるため、撮影許可はマストです。

雑誌掲載の確約をもらってからでないと、取材の依頼はできないため、
現地とのやりとりをスタートさせたのが、12月上旬。
オーストラリアでは12月中旬あたりからクリスマスホリデーに突入し、
オーストラリア・デイと呼ばれる建国記念日の1月26日までずーっとホリデー!
しかも、日本側も年末年始は通常業務がストップするので、
1月中旬からの取材ならば、この時期に許可をもらい、スケジュールを詰めないと間に合わない。

観光保護局のサイトからコンタクト先のメールアドレスを探り、
まずそこにメール。
そこから西オーストラリア州都パースにある、ヘッドオフィスへつないでもらう。
さらに、そこからシャークベイ支部のマネージャーへ。

メールの返信がなかなか来ないまま、数日が過ぎていく。
取材日程がフィックスされなければ、エアの手配も、宿泊やレンタカーの手配もできない。
おまけにその後にはタスマニアの取材もある。
タスマニア側はすでにスケジュールが決定しているので、それを動かすことは無理。

じりじりとあせりながらも、でも、どこかで「大丈夫」と思っている自分がいる。
ダメな時は何をやってもまったくダメですが、
なんとなく、「これはいけるな」と思うシックスセンスが働くときが。
今回がそのとき。
これだけ集中し、全力投球しているのだから、きっとだいじょうぶ!



最終的に撮影の許可がおりたのはの、出発の前日。



Hello Naoko,

Yes I will meet you on the morning of the 21st and we can finalise your permit.


このメールがシャークベイのマネージャーから来たときは思わず、ガッツポーズ!



ふぅ~。。。

でも、そこまでいけば後は現地でベストパフォーマンスをするのみ。
今回の相棒は、タスマニア在住のカメラマン、コンドウマナブ氏
西での撮影が我々ふたりにとっての初仕事でしたが、
いきなりパースの空港からシャークベイまでレンタカーで900キロのドライブ。
話があわなかったら助手席で寝たふりをしようと思っていたのですが、
お互いハイテンションだったのか、
ずーっとしゃべりっぱなし。
彼とはその後、タスマニアでの取材も含めて3週間ちかくを過ごすことになるのですが、
思っていたとおりの素晴らしい写真を撮りおろしてくれました。


だから、8pのソトコトの記事の中には、「プロジェクト・エデン」だけではなく、
見えない部分での私たちのドラマも秘められています。
わたしたちだけではなく、
今回の取材のために力を貸してくれた人たちすべてのドラマでもあります。

そうやって1ページずつ作られていく雑誌や書籍は、わたしにとってとても愛おしい存在。



ぜひそのエッセンスを、ごらんになってみてください。

マナブちゃん渾身の動物たちの写真もいっぱいですよ!
by naoko_terada | 2009-10-07 04:18 | 掲載メディア | Trackback | Comments(4)
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Commented by 未空 at 2009-10-08 09:15 x
なるほど、勉強になりました
Commented by carambola at 2009-10-08 14:10
こんな自然科学系の記事まで手がけられるんですね~.
改めてteradaさんの幅の広さ(ボディじゃないよ♡)を思い知らされました.
すごいなぁ…

固有種の保護というのは難しいですね.
ヒトを含めた新しい種の流入というのは
時間の問題であってやはり避けられませんから.
ただし,不自然な他種の流入によって
固有種が追いやられるようなことは防がなくてはいけませんね.
Commented by naoko_terada at 2009-10-16 01:53
未空サマ

ありがとうございます。
Commented by naoko_terada at 2009-10-16 01:55
鯔サマ

自然科学系じゃないですよー。
私にとってはあくまでも「旅」の中のテーマのひとつです。

実際、このプロジェクトもシャークベイを取材中に知ったことですから。
観光気分でディープにさまざまなことを学ぶ機会って、
意外に多いのですよね。

幅の広さはボディと一緒です(笑)。
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